魔法とヘロン
2017-09-03 19:28
先生は2009年にもヘロンというバンドについて日記に書いていた。
ずっとずっと先生の心に寄り添ってきたバンドたち。
それを親父ロック部で紹介してくれているんだなあ。
貴重だな。
ありがたいな。
以下抜粋
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90年代に描いた絵には、なにかしら魔法がかかっていた気がする。観る側が一対一で会話できるような魔法。その絵は今に比べると稚拙で出来不出来が激しかった。でも個人に訴えかけるものが今より確かに大きかったと思う。70年代、イギリスにHeronというフォーク・バンドがいた。
1stアルバムはスタジオではなく野外で録音された。曲の合間には鳥のさえずりが聞こえて、まるで外にいて木漏れ日の中で寝転びながら聴いてるようだった。そのアルバムには確実に魔法がかかっていた。
彼らの2ndも素晴らしい出来ではあったが、その魔法はかけられてはいなかった・・・。
僕は再び自分の描く絵に魔法をかけられるだろうか。見た目の完成度や専門家の評価や売れるとか売れないとかではなく、原石が時おり放つ一瞬の輝きにも似たもの。人生の半分を折り返して、再びあの場所へ歩いていけるのだろうか。
・・・でも、やっぱどうでもいいや~♪
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