諸行無常
2006/08/31(木) 18:01:23
私はちょっと言葉の意味を取り違えていた。
万物は常に移り変わり、永久に不変のものはない、という意味ではなく
あらゆる変化の中でも永遠に変わらないという状態のことかと。
って逆ですね。まったく。
私はどちらかというと変化していくものを見守ることも
受け入れることも苦手なほうだ。
でも、そうではなくて
変化することを恐れてはいけない、
という考えを持つことによって
今までとは違う考え方をすることが
できるように思って
そういう中で、この言葉は
とても深く響くのであった。
そう、そして
その言葉は
人間のそういう変化だけでなく
あらゆるもの
木が朽ち果てていったり
鉄が錆びていったり
時間の経過のようなもののことを
言っているのかな、というのもわかる。
(向井さんのテーマであったな、そういえば)
ということは「くりかえされる諸行無常」
というフレーズは私の想像を超えた
果てしない変化のことだったとは・・・
でも、
それと同じくらいに思うのは
どれだけ変化しようとも
どれだけ変わらなくとも
その人の奥の奥にあるものは
永遠になくならないとも思うのだ。
それはいいことにおいて。
本来のその人の持っているいいところ。
それが状況や事情で隠されてしまい
いっけん変わってしまったように思うことも
実は変わったりしないんじゃないかな。
その逆はイヤだけどね。
なおったと思ったけど、やっぱイヤなやつやん、とか。
ま、そういう話ではなくて。
いいことに対してのこと。
大人になる、というのは
そういう変化のことを言うんだろうな。
それは昔を捨てるのとは違って
だんだん奥にしまっていくだけで
だから、訪ねればまた会うことが
できるのではないだろうか。
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