雪が降ったら、アイスを食べよう(部屋の中で)

2008/01/24(木) 03:41:25| live

4人の奇天烈戦士、お台場に現る!(1月21日@ZEPP東京)

大地讃頌
1.夜王子と月の姫
2.若者たち
3.駆け抜けて性春
4.SEXTEEN
5.リビドー
6.あの娘は綾波レイが好き
7.じゃんくBOY じゃんくGIRL
8.SKOOL KILL
9.日本発狂
10.童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前
11.トラッシュ
12.もしも君が泣くならば
13.夢で逢えたら
14.YOU&I VS THE WORLD
15.なんとなく僕たちは大人になるんだ
16.東北新幹線はチヒロちゃんを乗せて
17.銀河鉄道の夜
18.あいどんわなだい
19.BABY BABY
20.NO FUTURE NO CRY
21.べろちゅー
22.光
23.僕たちは世界を変えることができない

24.ナイトライダー

大貫妙子さんの曲
僕たち世界を変えることができない(インスト)


この日ははじめて銀杏ボーイズを二階席からみた。
頭の天辺のつむじから、つまさきまで全部みえた。
ほんとにすごかった。
完ぺきな前傾姿勢でゴォーーーーーーーー!!!!と
真っ白い光を放ってたたかう戦士みたいだった。
それはもちろん、わたしたちに戦いを挑んでるわけでもなく
何かに対して怒っているわけでもない。
ただただしあわせを噛みしめあうようなライブ。
その戦士たちはからだひとつで、わたしたちに
バリアを作って守ってくれているみたいだった。
それは長い時間でもあり、一瞬のようでもあった。
瞬きできないくらいに、いろんな場面があったけど
でも、忘れられないのは四人が笑っている顔だ。
チンくんなんか、顔面血だらけなのに笑ってた。

アンコールなんてやればいいってもんじゃない、って
ブツブツいいながら出て来た峯田。
本編最後の「僕たちは世界を変えることができない」は
たしかに、ほんとにすばらしかったし
これで終わっても誰も文句は言わなかったと思う。
でも、やっぱり、最後のライブを
ほんのちょっとだけ引き延ばしたい!
全員が思ってたと思う。
だから、みんなのそのどうしょうもない、持て余す気持ちが
ナイトライダーにこめられたんだと思う。
最後のサビ?の「しょうもない~」を歌いだす前に、
峯田は肩で息を思いっきり吸い込んで、笑顔で歌う、とそのときに
ね、会場中全員の声か!っていうくらいの「しょうもない~」になった。
そしたら峯田はさらに垂れ目になって、泣き笑いみたいな顔になってた。
たぶんそれをみて、全員そんな顔になったんじゃないかと思う。

ライブがおわったあと、
おなかの中にまあるい発光体みたいなものが
ぽわんと入っている気がした。
それがホタルみたいに光るたびに
あったかくなって、ずっとしあわせを噛みしめていた。

あと、印象的だったのは「大地讃頌」が流れて4人がひとりづつ入場してきたとき
なぜか全身に鳥肌がたつ。すごく神聖な風景だった。
これはミッシェルでいうなれば
「ゴッドファーザーのテーマ」(パラリララリララリラリラ~)が流れて登場の
あの感じです。(わかりますよね?ね!)
ワクワクして、これから始まるものが楽しみで胸がつぶれそうな感じ。
あの感じだけは一生忘れたくないです。

初日の新木場はひたすら喜びと無我夢中。
そこから全国をまわってきて、もりもりと筋肉がついてきて
なんとか無事に迎えた最終日。
最後、アンコールがおわっても誰も動かない会場に
村井くんのアナウンスが流れた。
「今日は今の銀杏ボーイズができることをすべて出し尽くしました。
ありがとうって何回も言っちゃってますけど、ほんとうにありがとうございました。」と
言っていた。
普通なら照れてストレートに言えないようなことも(峯田には言えないようなことも)
村井くんはしっかり言える。すがすがしかったです。

きのうおもったこと。
ものすごく勝手な言い方をすれば、
わたしにとって、銀杏ボーイズは、
一生の友達だ。
だから、いつまでも、いつまでも
長生きしてほしいです。
ほんとに、ぜったいわたしより長生きしてほしい、と思いました。

あと、はじめに奇天烈、なんて書いたけど
ほんとうは奇妙なんかじゃない。
でもちょっと藤子漫画っぽいし、単に漢字の格好がよかったから。

今朝、ようやっと本格的に雪が降った。
雪合戦でもしたかった。
映画館に行ったりもしたかった。
ぬくぬくしたとこで、アイスが食べたくなった。
ひとつでも願望をかなえようと
コンビニでピンク色のソフトクリームを買ってきて食べた。
雪の日の出来事は、なんだか現実味に欠ける。
(なんて豪雪地方の方にはあまりに幼稚な発想・・)
今度は週末に降って欲しいぜ。
雪だるまの会を発足したんだけど、なかなか出動のチャンスがない。

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