マッチングアプリ彼氏と半年記念直前で別れた②

①を書いてから、私には情がまだあったし、(今思えば好きな気持ちも残っていたかもしれない)もう一度会うことを提案した。

実際に会って、「悪い部分は直せるから、時間が欲しい。1年かけて変わる。その間は好きにしてくれて構わない。」
と言われた。

その時はそれでも良いかなと思った。
「キープできる」「都合が良い」と。

その2週間後のコンサートのチケットは買ってしまっていたので、一緒に行くことにした。

その時、この人と居ることがあまりにつまらない事に驚いた。

驚いた、と言うより「もうはよ帰りたい。」気持ちが凄かった。

レストランを予約してくれ、お土産も買ってくれていたが、ほとんど礼も言わずに帰ってきてしまった。
この人と居る時間がなんて無駄なのか、という気持ちが圧勝してしまった。

「キープする」「都合のいい人」として置いておく価値も無いと感じた。

何だか、とてもつまらない人だったように思う。なぜ付き合うことを快諾したのか、きっと飢えていたんだろう。

苦手な体臭、動作がダサいところも、何も考えないところも、付き合う前からきっと分かっていたはずなのに。

この人と付き合って得られたことは、「こんなにも自我がなく味気ない人生を送っている人がいる、と言うことを知ることができた」だろうか。

優しさはいつも感じていたけど、その優しさも私にはピンと来なかった。(自分に自信がない故に異性に縋る優しさに感じた。)

犬のようにどこでも、何でも着いてきてくれるので、そういう男性が好きな女性とぜひ幸せになって欲しいと祈って、この話は終わりにする。

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