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スキーブーツ道

昨シーズンに、念願のちゃんとしたブーツを仕立て、快適なスキー生活を送っていたが、23-24シーズンの初滑りに行き、履いた瞬間から当たりに違和感を感じていた。
滑り終えて、やはり若干くるぶしが当たる。
これは、保管状態が悪く、せっかくの熱加工が戻ったりしちゃった?と素人考えで推測したものの、どうしようもないので石井スポーツに電話。見てくれるそうなので、早速翌日の予約を取った。
その翌日、神田へ出向き、万年筆の金ペン堂がなくなっていることに衝撃を受けつつ、足とブーツのあたりを見てもらうと、ブーツ(インナー)にはちゃんと窪みがあるが、足のくるぶしの位置とはずれている。

店員さんが一言「ちょっと太りまりした?」。
なんと、足に肉がついて、窪みの位置が変わってしまっていた!
そんなことあるのですね。

再成形しちゃいましょう、と店員さん。
改めて、足にパッドを貼り付け、その上に靴下を履き、温めたインナーとシェルとを履いてしばらく待ち、その後冷却、の熱成形加工を行なった。

少し大きめになるように加工をしてくれたとのこと。
見た目もちょっとぼてっとしましたよ、と言われ、確かに、と思ったのだが、写真を比べると、、、よくわからん?

確かに当たるところの領域を広げてくれたそうなので、早速年明けに試してみようと思う。

こちらが23-24シーズン向け加工
こちらが去年の成形

ちなみに形の戻りについて、気になって、保管状況について聞くと、熱成形のためのオーブンは120度くらいで、酷暑とはいえ一般家庭での保管ではそこまでの温度にはならないから心配いらないとのこと。

昔と比べると、何度でも成形できるのはすごい。体の変化にもついてきてくれる。

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