GripWalk SoleとAlpine Sole

引き続きスキーブーツの話です

GripWalkソールのブーツを購入し、アルペン規格のビンディングに合うか合わないか、という話を先日書いた。

石井スポーツにパーツは入荷次第連絡もらうというお願いはしていたが、石井スポーツのオンライン版ともいえるヨドバシでは、昨年から欠品状態になっている
一抹の不安を覚え、オンラインで見つけたタナベスポーツのCANTABLE GRIP PADSというを注文した。
余談だが、このパーツ、カタログにも正規パーツとして載っているだが、そちらの品名はCANTABLE DUAL DENSITY GRIP PADS (ISO5355)、サイトに載っている品名はCANTABLE GRIP PAD。微妙に違っていて紛らわしい。さらにいうと上記サイトの画像はGRIPPADのものなので間違っている。これは先日も書いたか。
いちおう、タナベスポーツさんにはオンラインフォームで問い合わせして、GRIPWALK規格のブーツをアルペン規格に対応させるパーツということを確認して注文。無事に到着。
(石井スポーツにはちゃんと連絡してあります)

届いたISO5355規格のソールパーツ

気づいていなかったが、これのネジはPH(フィリップス)ではなく、PZ(ポジ)規格。しかもビンディング着脱で使われるPZ.3ではなく、先のとがったPZ.2。さすが欧州規格、細かいところまで面倒。幸い家のハンドドリルのピットにPZもあったので、それを使ってソール交換。無事に入れ替えできた。

こちらがGRIPWALK
こちらが付け替えたISO5355。
比べると色が合っていないともいえるが、おそらく雪にまみれて誰にも見えまい。

こうしてみるとどちらもちゃんと装着できているように見える。
と、ここで、ちょっと古いGRIPWALK出始めの頃のアトミックのカタログを見ると以下の記載があった。

Atomicカタログより

つまり、GRIPWALKは立っているときは13°で楽だが、スキーを履くと15°になって滑りやすい、ということを言っている。
と、ここから読み取ると、GRIPWALKソールでISO9462ビンディング(アルペン規格)にはめると、そのまま13°で滑ることになってしまうということなのかもしれない。
GRIPWALKビンディングは、GRIPWALKブーツだと13°→15°補正をするけど、ISO5355ブーツではおそらくそのまま15°をキープということをやっているのだと思う。
並べて立てて比べればわかると思うが、それはまた今度。

なんとなく、GRIPWALKソールでもつけられるのではないか?という懸念があったのだが、上記の変換機構の存在を知って納得できた。おとなしくアルペンソールでいこうと思う。

早いところ試しに行きたし。

P.S. GRIPWALKソールのブーツでアルペンソールにはめるとどこがまずいかを解説している動画がありました。


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