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【社会人バンド】最悪の大失敗!メンバー選びをミスった結果…
こんにちは!
AHARENです!
楽しいバンド活動していますか?
今回は
何も考えないでメンバー集めた結果、
超痛い目を見た
という記事です。
「ライブキャンセル代全額支払い事件」
バンドの条件はこんな感じ。
・当時二十歳
・自分を含め三人構成
・自分以外の二人は30手前で同級生
二人は仮にAさん、Bさんとしましょうw
1.歳めっちゃ離れてる
これだけ歳が離れていると、
やっぱり気を遣います。
言いづらいことが多いわけです。
当時、
自分は【メタルコア】
というジャンルをやりたかったんです。
ですがその二人は、
【ハードコア】や【パンク】を
やりたかったようなんです。
正直全くやりたくなかったです。
そのジャンル全然好きじゃないし、
界隈の雰囲気も苦手で。。。
でも、
やりたくないとは
言えなかったんですよね…。
自分は言葉選びが本当に下手なので
とにかく気を遣おう!
って気持ちもありました。
2.愛想がめっちゃ悪い…
なんかこの人ら、
感情を表に出さないんですよ。
何を言っても無表情なんですよ(笑)
というか怒ってるような表情?
怒ってると思ったら怒ってなかったり。
怒ってると思ったら怒ってたりww
自分はどちらかと言うと
ワイワイ楽しくやりたいタイプなんですが…
この人達が何考えてるのか
全くわかりませんでした。
変な感じはするけど
悪人って感じではなさそうだし、
そういう人なんだと割り切ってやっていこう!
って気持ちでした。
3.やっぱり上下関係は生まれる
1.で書いたように
年上に気を遣う気持ちがあったので、
自分の意見は言わず
相手の意見を尊重する
っていうのが、
自分の基本スタンスでした。
だから相手たちからすれば、
「なんでこいつ何も言わないんだろう?」
ってなるわけです。
これが上下関係を生むきっかけに…
おそらく、
「あいつは何も言わないから何やってもいい」
と思われていたでしょう。
4.イジメが始まる
実はこのバンドで、
初めてボーカリストになりました。
だから歌の技術は、
「何もしてない人よりはちょっとマシ」
ってレベルですw
スタジオ練習やライブ本番でも
声が裏返ったりなんてことは
本当にたくさんありました。
ある日、車での移動中…。
Bさんが
自分の声が裏返った音源を
大音量で繰り返し再生しはじめたんですよ。
その時、
バンドメンバーの職場の人とか、
別バンドのメンバーもいました。
その人達のいる前で
大笑いされました。
でも、
実際に下手くそで迷惑をかけていたので
「自分が下手だからいけないんだ!」
と思いました。
また別の日。
顔なじみの店員さんや
お客さんがいるスタジオのロビーで
上手く歌えなかったテイクのライブ映像を流され、
ダメ出しをされました。
この時もやっぱり
「自分が下手だからいけないんだ!」
と思いました。
大勢の前でこういう事ってやっちゃダメですよ。
人間として基本のハズです。
今思い返すと
完全にイジメですねコレw
5.喧嘩
さらに、
AさんBさんはたまに喧嘩をします。
空気が悪く感じる練習の方が多かった記憶です(笑)
俺のやりたかったバンドって
こんなだったかな?
って疑問がどんどん大きくなる。
自分のモチベーションは下がって行きます。
6.精神の限界
バンド結成して2年位経ったある日。
スタジオ行こうと思って
駅のホームで座ってたら、
そのまま立てなくなりました。
精神に限界が来たんでしょうね(笑)
全部嫌になっちゃって、
そのままスタジオバックレました。
来た連絡は全部無視。
次の週、頑張ってスタジオに行きました。
もちろんバックレたことの話になりました。
突然連絡がつかなくなってとても心配をしたこと。
自分の良くない部分の指摘をされました。
指摘は全部的を射ていましたし、
自分は素直に謝っていました。
ここまではまだ良かったんですが…
お得意の大勢の前で
バカにするアレが発動しました。
突然Aさん、
付き合いのある別バンドの一人を
話の場に呼び出したんですよ。
Aさん、自分を指差し、
「今こいつ説教してるの。どう?」
みたいなことを言うわけですw
その人は全く無関係です。
反応に困ってました。
その人とは
ある程度人間関係は構築していて、
仲良くしていきたいと思っていたんですが…
BさんはBさんで
「もっと若かったらボコボコにしてる」と、
物騒な事も言い始めていました。
バックレがトドメの一撃になったとは思うんですが、
彼らなりに我慢している部分はたくさんあったんでしょう。
結局、
その日にバンドは解散となりました。
でもライブ予定は
2ヶ月先くらいまで数本入ってました。
7.キャンセル代全額負担
ライブ出演は契約なので、
キャンセル代は絶対発生します。
全部で十数万ほどだったと思います。
それはリーダーである
自分が負担することになりました。
もちろんライブハウスまで謝りに行きました。
イベントの都合上、直接お会いできず、
電話で謝罪をお伝えした方もいました。
あの時はご迷惑をおかけして
本当にすみませんでした。
また、
友人の別バンドが代わりに出演してくれるなど
本当に沢山の助けを借りて、
バンド解散のツケを払うことが出来ました。
とにかくこの時は、
「お金がたくさんかかる」って気持ちはなく
「メンバー選びに失敗した」という気持ちだけでした。
8.何よりも年齢が問題だった
これが全貌です。
年が離れてるからといって
必ずしもこの記事のように
なるわけじゃないです。
ただ、
シンプルにヤバイ性格のやつに当たると
こうなりやすいです。
こういう人間でも歳が近ければ
自己防衛しやすいです。
が、年が離れていると、
相手には
「コイツ年下だからフィルター」が
掛かってて、
自己防衛は大変になります。
また、
年齢が離れていると
殆どの場合で
技術に大きな差があります。
社会人として、
知ってる常識の範囲にも差があります。
年上が何をしようと、
年下には全部がプレッシャーに
感じることもあります。
「趣味」の世界ですから、
様々な職業、様々な価値観、
そして境遇の違う人が集まります。
言動が自分の感覚から
かけ離れた人もたくさんいます。
めっちゃ歳上なのに
とんでもない言動の人を見ると
ショックが大きいです。
だから
自分はメンバーを集める際、
近い年齢を強くオススメしているんです。
ただ、こういうトラブルは珍しくないです。
でも、誰も言語化していないと思いました。
知らないまま大変な思いをするバンドマンを
増やしたくありません。
9.最高の趣味にしてほしい
だからって怖がらず、
だからこそ、
きちんとしたメンバー集めが
必要になってくるんです。
このような「趣味」は
年齢を重ねるほど大切になります。
バンドと言う趣味は、
多くの人と関わるチャンネルになります。
「バンドなんてチャラチャラした趣味はやめろ」
とバカにする、バカな人間はたくさんいます。
けど自分はバンド活動を通じて
人間関係で大切なことをたくさん学びました。
だから、
あなたに合うメンバーが見つかった時は、
その人達を本当に大事にしてください。
ありがとうございました。