{{ }}(ダブルカーリーブレイシス)にテキストを入力する方法。はじめてのAngular超入門。実践で学ぶ本格Webアプリ開発【TypeScript】
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今回は「{{ }}」を使ってTypeScriptで定義したテキストをHTMLに埋め込む方法を解説します。前回、在庫情報を「stock」という名前で紐付けましたが、今回は「name」という名前で商品の名前を表示してみます。
手順
TypeScriptファイルでの変数定義
テキスト(文字列)を表示するには、TypeScriptファイルでそのテキストを変数に代入します。変数に文字列を代入する場合、文字列をシングルクォーテーション(')またはダブルクォーテーション(")で囲む必要があります。
typescript
export class ProductListComponent {
name: string = "iPhone";
}
ポイント:
ダブルクォーテーション:シフトキーを押しながら数字の2を押します。
シングルクォーテーション:シフトキーを押しながら数字の7を押します。
どちらでも構いませんが、日本語を扱う場合はダブルクォーテーションが一般的です。
HTMLファイルでの表示
HTML側で、{{ }}を使って先ほど定義したname変数を埋め込みます。
html
<h1>{{ name }}</h1>
動作確認
このコードでページをリロードすると、<h1>タグの中にnameの値である「iPhone」が表示されます。
演習課題
以下のステップを試してみてください:
商品名を変更する
TypeScriptファイルでnameを"iPad"や"Apple Watch"に変更してみましょう。HTMLの更新を確認
変更後、HTMLで自動的に新しい商品名が表示されることを確認してください。
注意点
文字列は必ずクォーテーションで囲む
文字列を直接代入する場合、クォーテーションで囲まないとエラーになります。保存の習慣
ソースコードを変更した際は、忘れずに保存しましょう。MacではCommand + S、WindowsではCtrl + Sを使うと便利です。
このように「{{ }}」を使うことで、TypeScriptで定義した動的なデータをHTMLに簡単に表示できます。次回は、さらに複雑なデータの操作方法について解説していきます!