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Component(コンポーネント)とは?はじめてのAngular超入門。実践で学ぶ本格Webアプリ開発【TypeScript】

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Angularの基本構造を理解するためには、コンポーネントの概念を把握することが重要です。以下に詳細を説明します。


1. コンポーネントとは?

  • Angularアプリケーションを構成する独立した小さな部品のことを指します。

  • 各コンポーネントは画面上の特定の領域(UIブロック)を管理します。


2. コンポーネントの構造

各コンポーネントは、以下の3つのファイルで構成されています。

  1. HTMLファイル

    • UIの構造を定義。

    • 例: ボタンやリスト、見出しなどのHTML要素。

  2. CSSファイル

    • UIのスタイル(デザインやレイアウト)を設定。

    • 例: 背景色、フォントサイズ、余白などの指定。

  3. TS(TypeScript)ファイル

    • ロジックやデータの処理を記述。

    • 例: ボタンがクリックされた時の動作やデータの取得処理。


3. 実例:マイストアアプリ

以下の例を通じて、コンポーネントの役割を解説します。

  • 全体構造

    • AppRoot(オレンジ枠):アプリ全体の外枠。

    • AppTopBar(青枠):画面上部のヘッダー部分。

    • AppProductList(紫枠):商品一覧の表示部分。

  • 各コンポーネントの構造

    1. AppRoot(アプリ全体)

      • HTML: アプリ全体のレイアウトを定義。

      • CSS: アプリ全体の基本スタイルを指定。

      • TS: コンポーネントの初期設定や全体ロジックを記述。

    2. AppTopBar(ヘッダー)

      • HTML: 「My Store」の文字を表示。

      • CSS: ヘッダー部分の背景色やレイアウトを設定。

      • TS: 特になし(シンプルな構造の場合)。

    3. AppProductList(商品一覧)

      • HTML: 商品リストを繰り返し表示する構造を定義。

      • CSS: 各商品のカードスタイルを設定。

      • TS: 商品データの取得やリスト表示のロジックを記述。


4. コンポーネントの役割と追加

  • 各コンポーネントは、1つのUIブロックに対応。

  • コンポーネントを追加する際は、HTML、CSS、TSの3つのファイルをセットで作成する。


5. ポイント

  • コンポーネントはAngularのアプリケーション構築の基本単位。

  • 複数のコンポーネントを組み合わせることで、アプリ全体を構築する。

  • 再利用性が高く、メンテナンスしやすい設計を可能にする。

これを理解した上で、具体的なコードを書きながらコンポーネントを作成していきましょう!

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浜田篤【Udemyベストセラー講師】
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