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通院初回:クリニックを予約したら…

評判がいいクリニックは、新規の受付を中止していたり、入れてもなかなか予約が取れなかったりする。
行き始めるとわかるが、自身の周期に合わせて次回の診察日が決められるため、ピンポイントで行くべき日に行かなければならない事が多い。例えば、先生に指定された日のネット予約が埋まっていれば、電話してなんとか予約を入れてもらうことになる。在宅勤務ならまだしも、フルの仕事との両立はかなり厳しい。

私が決めたクリニックは、大きな駅からまあまあ近い。日によって混み具合は違うものの、夫婦で来ている人も多かった。クリニックにもよるけれど、待ち時間含め、毎回終わるまで2時間ほどかかると思っておいた方がいい。

初回はカウンセリングから始まり、妻だけでも夫婦揃って行ってもいいけれど、夫は一度は事前の感染症検査(血液検査)と、治療の説明を聞きに行かないといけない。
私の場合、2024年9月に思い立ってから、ネットで予約が取れたカウンセリングは2週間後の10月中旬。クリニックに着いたら、まずは問診表/アンケートに、今まで妊娠するためにのトライ歴や生理周期のこと、過去の妊娠/中絶/流産歴を書く欄などがある。(ちなみに先生が夫婦の関係を持ったか確認する際は、"最近タイミングを取りましたか?"を言う聞き方をされる。)

このクリニックの場合、カウンセリングは⑴まず看護師と話し、⑵先生と話す。私は不妊治療を決めた時から、一番妊娠率の高い体外受精(ART)を望んでいたため、カウンセリングでもその旨を伝えた。年齢的に余裕がある人は、通常タイミング法から始め、人工授精、体外受精とステップアップしていく。
人工授精とは、排卵のタイミングで精子を採取して凝縮した精子(元気な精子だけをかき集めた最強集団)をそのまま子宮に注入する方法。人工授精は5-6回するケースが多く、妊娠した人の80%は人工授精3回、90%は5回というデータもある。でもこれは、妊娠した人のうち何%かという話で、人工授精では妊娠しない人も多い。一度の受精率は5-10%程度で、6回する場合は半年間それに費やすことになる。(年齢により多少異なる)

個人的意見だけれど、私みたいに高齢出産(35歳以上)決定の人は、人工授精を早めに切り上げるのもいいかもしれないし、その事を最初から伝えておくとスムーズにできる。ただし、最終段階の体外受精を保険適応で行う場合、40歳未満の場合は子供1人につき最大6回、40~43歳の場合は最大3回までとされる。それ以上、もしくは43歳以上の人なら、全て自費ということになる。

私の場合、meetaと言うシリンジを使って半年以上タイミング法を(自宅で)チャレンジしたけれど妊娠せず、クリニックに行く事にした。今思えば、最初からクリニックに行った方が良かった。

話は戻って、カウンセリングが終わった後は、エコーで卵巣を確認し、私の血液検査で感染症がないかを確認。後は卵子を作る上でカギとなる数値(AMH)やLH、FSHとやらを測り、その数値次第で次の策を練ることになる。体外受精等の書類や同意書を受け取り、この日は終了。

血液検査結果は来週で、その時に夫も一緒に行って、治療の説明を聞くことになった。(夫は同日に感染症チェックの血液検査もある)
ということで、次回は人工授精に向けて、いよいよ治療を開始することに。

ちなみにたまたま生理2日目に行ったのだけど、人工授精を計画するには最高のタイミングだったらしい。(人工授精を計画する際、生理2−3日目の時に必ず診察しないといけない)ということで、次回は通院2回目のことを書くとする。

参考になるかと思い、(私の場合の)毎記事の終わりに、治療にかかった費用(自己負担の分)を合算していこうと思う。
初回:¥7,660


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