17. 久しぶりの父
久しぶりに父と会い話を少し。
ちょっとしたキッカケで、会うことになった。
つい数年前まで嫌いだった。
分かり合えないし、理解もない、という父に対する怒りはかなり高かった。
しかし、今日出会えた父は、珍しく褒めてくれた。たぶん直接褒められたのは記憶に乏しい。
身内に労われたり褒められたりが圧倒的に少なくて、認められてない気持ちしかなかった。
ああやっと、父からそんな言葉が出たのかと、なんだかとまどいながらも、どこかやわらかい気持ちがあった。
そして、父目線からわたしは今がどん底に見えるらしいけど、それはいずれ抜けてまた良くなるぞと、アドバイスまでしてくれた。
話の意図がわかりづらくもあるんだけど、父なりの愛情というやつなのかな。わたしが受け取れるようになったのかな。わからないけど、違う感触を得ていた。
仕事のことはなかなか語らない父だったけど、65まで大病せず働いて、育ててくれたことを、当たり前の事としていたなと、ようやくわかりました。
数日前に、愛されたくないという設定に気づいたときに、わたしもこうやって愛情を受け取らないようなカチカチの思考にしていたのかなと思います。
ただ、そう仕向けてはいたものの、、、身内に1ミリも理解や承認されない世界では、針を出しつづけるハリネズミ🦔みたいなもんです。だもんで、カチカチになるなと。
明日につづく。