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気持ちの軽くなった スタッフ参加 #ハッタツソンフェス

2022年4月2日。10時〜17時ごろまで行われた「ハッタツソン」オンラインセミナーに、オンタイム字幕スタッフとして関わらさせていただきました。

もともと内容にとても関心があり、しかもお手伝いできる!ということでワクワクしていたイベントです。
実際、お話を聞いたり関わらせていただいてよかったなと思うので、簡単にまとめてみます。

ハッタツソンフェスとは

合同会社Ledesone さん主催の「発達障害との共創」をコンセプトとし、個人や企業の取り組み紹介や発信をオンラインで行うセミナーです。

参加者として

以前も小さくnoteに書いたことがあったり、長く関わらせていただきたいと片思いしている方にはゆっくりでもお伝えしたりしていますが、私は発達障害などの診断を受けています。

わざわざ詳らかにはしませんが、「特性ゆえ」のことがいくつかあります。もちろん、性格による部分もあると思うんですが。

そんな中でのハッタツソンフェス。
特に関心があったのは「UDフォント」に関するお話でした。
私はフォントによる可読性がすごく変わるようで、「横書きの明朝体」とか、一部の装飾文字とか、さっと読めなくて困ってしまうことがよくあります。卒論の進行が危ぶまれたり、契約書類や資料を作成/確認するのに時間がかかったり。「時間をかければ読める」からいいけど、どうにかできないかなあとずっと思ってきました。

そんなわたしが「わ!するっと読める!」とめちゃくちゃ喜んだのがUDフォント。そこに関わる方のお話を伺えるなんて…!ととても嬉しかったです。

また、特別支援の文脈では時々言われることだけど「持つ特性が環境に合わないことで障害になる」というのを久しぶりに耳にして、すごくホッとしました。
特性そのものを責められたり矯正しようとされたりということもあり、自分の特性自体を隠したり恨んだりしつつあった私にとって、改めてありがたいお話でした。

そのほかにも、一度講演を聴いたことのあるDACさんや、使ってみたいアプリ、冊子などのご案内もあり、個人的にすごく勉強になりました。アプリは早速入れてみたので使い方を模索してみたいなと思っています。

字幕のお手伝いとして

UDトークというアプリを使って、その場で字幕の修正や作成をさせていただきました。「聞きながら覚えながら書く」の実は相当苦手だったんですが、文字起こしやら議事録作成やら色々やらせていただく中でなんかこう、うまいことできました。

内容も聞きながらできたので、すごく楽しかったです。


一箇所だけ書き残しておきたいことがあります。
途中、配信トラブルで音声が荒れる場面がありました。スピーカーの音声を変えたり対応してくださったりしていたのですが、申し訳ないことに却ってしんどいことになってしまい……。

幸いにも私の担当箇所ではなかったので、変にしんどくなって字幕作成に差し障りが出るよりは、とSlack上で
「このタイプの音めちゃくちゃ苦手で音かけているのきついので、次のセッションまで音声きって待機とさせてください」と連絡を入れました。
「ダメです」と言われるとは思ってなかったけど、と言われるとは思ってなかったけど、「それでOK!」といただき、無事に担当セッションを迎えることができました。セッションが始まる前に「はじまるよ〜」と声をかけていただけたりもして。
正直、ものすごくありがたかったです。

発達障害に関わるイベントだから「嘘だと思わないでもらえはするだろう」と思っていたんです。
正直、感覚過敏ってわかりにくいなと思うところがあって。「音がしんどい」「光がしんどい」と言っても 感覚って人それぞれだから「そんなしんどくないやろ〜?」みたいになりがちな気がします。だから「うん、じゃあそれで」とスッと信じてくださる環境がすごくありがたいなと思うと共に、「言ってみる」ことって大事なんだな なんて思いました。

さいごに

ハッタツソンフェス、とても素敵な時間でした。
当日のお手伝いのみではありますが、少しでも関われたことをすごく、嬉しく思います。

いち参加者としても、字幕お手伝いマンとしても、楽しく勉強になる、そして気持ちの軽くなる時間でした。

「誰かに向かって啓発する」ができる勇気はちょっとまだないですが、「信じる/信じない」のない環境もあること. 困りごとに対して真剣に解決や和らげるための対策をしてくださるかた/しているかたもたくさんおられることは、すごく勇気になるなと強く感じます。

参加できてよかったし、これからもこういったイベントに参加していきたいし、自分自身も「どう和らげるか」を考えていきたいです。

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大平文音│あーね
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