動物病院は寡占化が進むのか?~同質化と規模の経済性の観点から~
こんにちは!
動物病院サポーターズPERE代表の中村です。
「動物病院は薬局のように企業化が進むのか?」
そんな話題があったので取り上げさせていただきます。
調剤薬局・ドラッグストア業界は大企業による寡占化が進んでいます。
同じ医療分野として、動物病院もそのようになってしまうのでは?と懸念を抱かれる先生方もいらっしゃることと思います。
結論からお伝えしてしまうと、私の見解としては、動物病院は薬局ほど寡占化が進まないと考えています。
寡占化の構成要因は、「商品・サービスの同質化」と「規模の経済性の追求」です。
その面において、獣医療は人的介入余地が大きく、相対的に商品・サービスの同質化が起こりにくいと考えることもできます。
寡占化が起こらなければブルーオーシャンかといえば決してそうではありません。
規模の経済性の面で競争劣位にある個人病院において、企業病院と商品・サービスが同質化してしまえば、生き残っていくことは難しいでしょう。
大切なのは、商品・サービスと向き合い、顧客満足度を上げていくことです。
長所を生かし、味のある病院づくりを目指していきましょう。
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