通気性抜群のクッションの通気性を最大限にしたい!!!!!
通気性バツグンのクッションに扇風機を付けて
通気性抜群!!!!!(!x5)のクッションにした。数値計測あり。
通気性抜群のクッションの通気性問題
『座布団って群れるから嫌なんだよね』という方にピッタリ(?)の商品を見つけました。
このように通気性が抜群なんだそうです。
でも通気性の悪い椅子や床に置いたら、せっかくの通気性が半減すると思うんですよね。これは何とかしたいところ
通気性を『抜群!!!!!』にしよう
こんな風に、隙間があれば通気性は半減しないですよね。さらに、その隙間に風を送れば通気性が『抜群!』から『抜群!!!!!』になるのでは?
試してみる
本当に通気性が抜群!!!!!になるか、試してみます。
作戦はこうです。クッションの下にスノコを置いて隙間を作り、その隙間に扇風機で空気を送り込みます。
作ってみる
では作ります。まずは今回の主役、クッションを用意します。
そして、スノコを用意します。100円均一で2つ購入しました。
次にスノコを厚手のビニールで包みます。これは100円均一で購入したテーブルクロスを使いました。
扇風機を用意します。これは家にあったものを使いました。
この扇風機を、スノコを包んだテーブルクロスに装着します。できるだけ隙間が無いようにガムテープで塞ぎます。
座布団を置く場所に穴を開けます。これで、扇風機から送り込まれた空気が、スノコの上に開けた穴から出ていきます。
クッションを載せれば完成です。
試してみる
本当に通気性は抜群!!!!!になったか試してみます。結論を言うと、通気性抜群!!!!!です。扇風機をオンすると、座布団から風が吹いてきます。クッションの上に置いたティッシュが1cmほど浮くくらいの風があります。蒸れない座布団の完成です。
計測してみる
数値として、どの程度違いがあるのか比較したくなったので、計測してみました。センサーを付けたラズパイを用意しました。このラズパイの上に座って、温度と湿度を計測します。
『床に座る』『クッションに座る』『クッション+扇風機に座る』3つの状態で、それぞれ30分ほど座ったときの温度と湿度を計測しました。
計測結果がこちらです。
向かって左のグラフが温度、右のグラフが湿度です。
『床に置いたクッションに座る』場合の湿度が最も高くなりましたが、温度は『床に座る』場合より低くなりました。
顕著なのが緑のグラフ『クッション+扇風機』です。どちらのグラムもかなり低い値を保持しています。温度は体温より低いので座ると、ややひんやりします。時間がたっても温度も湿度も上昇しないので、ひんやりが続きます。その後、普通に使っていますが、扇風機を付けたのは正解でした。かなりいい感じです、作ってよかった。
さいごに
普通の座布団がなくて、比較できなかったのが少し残念です。ですが、座った感覚を数値化できたことは満足しています。
誰も興味ないと思いますが、計測結果とグラフ化につかったPythonスクリプトをgithubに置きました。よかったらどうぞ。
おまけ
計測のために1回30分の6セット、動かずじっと座るのは地味にしんどかった。デッサンモデルって大変なんだなとか思ってみたり。
こんな弱小ブログでもサポートしてくれる人がいることに感謝です。