レジンでLEGO互換パーツを自作したい!その(2)
はじめに
LEGOが好きで、『obnizやラズパイでセンサーを制御して、LEGOで組み立てる』みたいなことをしています。でもobnizやセンサーはLEGOと互換性がないので組み立てに苦労してました。そこでLEGO互換パーツを自作して、その問題を解決しようと思います。
前回のように、型枠に使ったLEGOブロックを全部失うことがないようにしたいと思います。
ブロッテ買った
前回は、LEGO互換パーツを作るためにLEGOを使いましたが、今回はブロッテを使うことにしました。
ブロッテは、LEGOの形状を持つ粘着テープで、ブロッテを張った物がLEGO互換パーツになります。ブロッテは凸型で、今回作りたいのは凹型なので、このブロッテで型を取ると、目当てのパーツがレジンで作れる、という寸法です。
Amazonリンクを張っておきますが、ブロッテはLEGOを売っているおもちゃ屋さんで買えると思います。
型枠作るぞ!
前回はLEGOで型枠を作りましたが、今回はブロッテとカラーボードを使いました。カラーボードは発砲スチロール製なので加工が簡単。
ブロッテを適当な大きさに切ってカラーボードにはりつけます。また壁として4枚ほど切り出します。
壁を貼り付けるためのガイドをレゴで作ります。レゴは壁を張った後に引き抜きやすくなるよう取っ手をつけるなど工夫しておきます。
グルーガンで隙間をうめるように壁を作ります。これで型枠の完成です。
液漏れが無いよう、グルーガンで隙間を埋めます。
レジン流すぞ!
レジン A液を10.5g , B液 3.6g を混ぜて、型に流し込みました。
おぉっ!前回と違い液漏れしてません。いい感じです。
100均で買った水平器でできるだけ水平なところに置きます。前回は、あまり水平じゃないところに置いたため残念な仕上がりになってました。
型から取るぞ!
48時間くらい経過したくらいで表面がベタベタからツルツルに変化しました。手で触ってもレジンが手につきません。
ここまで固まったらレジンを枠から外していきます。
まだレジンは生乾きなのでクニャクニャしてて、取りやすいです。
取れました。生乾きなのでハサミで切れます。4辺はハサミで切って整えます。
このようになりました。気泡があるのは今後の課題ですが、まずまずの出来栄えです。
LEGOがくっつきました。LEGO互換パーツとして使えそう。成功です!
まとめ
型枠として使ったLEGOを全損するという前回に比べて、大幅にコストを抑えてLEGO互換パーツを作ることができました。よかった。