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IVS2024 KYOTO参加レポ


IVSとは

起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、スタートアップなど、オープンイノベーションに関わる人を対象としたカンファレンスです!

今年で31回目を迎えたIVS。昨年に引き続き今年も京都が会場となりました。2024年7/4(木)〜7/6(土)の3日間、京都パルスプラザで開催され、なんと1万2千人の来場があったとのこと…!

京都の夏ということもあり、会場外は夏本番の暑さとなっていましたが、会場内も来場者の熱気によって、「エアコン効いてないのでは…」と思うくいの状況でした!

AgVentureLabではメンバー数名がIVSに参加したのでその様子をお伝えします!(中の人は7/4〜5の2日間の参戦となりました)

メインイベント 1日目

会場へ移動

最寄りの竹田駅からシャトルバスがピストン運行。
バス車内ではテーマソング「Come Over to IVS -恋するウキウキIVS-」のMVが流れていました。80年代のディスコミュージックを彷彿させ、MVの妙な面白さも相まって謎の中毒感がありました(笑)

シャトルバス車内の様子

会場到着!

会場到着!開演前10:30頃の到着となりましたが、既に多くの人が来場されている様子でした。

会場前ゲート

いよいよ会場潜入!
入口は写真撮影や待ち合わせをしている人もいて、かなり混雑していました。(私もスタートアップの方と待ち合わせをしていたこともあり、混雑のきっかけを作っていました(笑))

会場入口の様子
入口のモニュメント。今年は80年代が裏テーマ。

Opening

メインステージで行われたOpeningでは、西脇京都府知事・松井京都市長が参加され、IVSや京都開催に込めた想いを語られていました!

IVSマークをしている松井京都市長(左)・西脇京都府知事(右)

岸田首相からもビデオメッセージがあり、スタートアップ育成5ヵ年計画のお話やIVSへの期待をお話されていました。

岸田首相からのビデオメッセージ

ネットワーキング

会場1階はセッション会場がいくつかあったんですが、どこも満員の状態でした。また、通路では随時ネットワーキングが行われ、様々な交流が生まれていました。

私も初めて会う方もしかり、知り合いから紹介をいただいたり、オンラインでしかお話したことがなかった方とリアルでお会いできたりなど…こんな機会じゃないと得られない交流がたくさん生まれました!(随時名刺補充しないとすぐに無くなるほど!)

京都パルスプラザ1階の様子

昼食タイム~FOOD PARK~

会場外に「FOOD PARK」として飲食ブースが13店舗出店!
その中にJAアクセラ5期に採択されていた、お魚サブスク”フィシュル!”を運営する「ベンナーズ」もブース出展をされておりました!

私も海鮮丼をいただきましたが、とても美味しかったです!ごちそうさまでした!

ベンナーズが運営する玄海丼のブース

各セッションへの参加

会場では様々なセッションが開催され、それぞれ興味のあるセッションへ参加していました。私はネットワーキング中心となってセッション参加があまりできなかったのですが、1日目午後は「大手企業の新規事業開発プロセスのリアル」へ参加をしました。

スタートアップや最新技術のみならず、こういった大手企業向けのセッションもあり、全部参加しきれないほどの幅広いバリエーションで時間が全く足りませんでした!

大手企業の新規事業開発プロセスのリアル


サイドイベント

あぐラボ主催サイドイベント

メインイベントの会期中あるいはその前後で参加者側が主催するイベントを「サイドイベント」といいます。今年はなんと約300のサイドイベントが開催され、京都の街は大盛り上がり。

実はそんな数多あるサイドイベントの1つとして、我々AgVentureLabも農林中金キャピタルと共催でサイドイベントを開催しました!

【IVS SIDE EVENT】未来を耕す起業家・投資家達の集い!
~農林中金キャピタル×AgVentureLab MeetUp~【0次会】

第一次産業はもちろんのこと、食・ライフテック・金融・地方創生・SDGsのテーマに興味がある、農林中金キャピタル・あぐラボに興味のある方などなど、スタートアップやVCから40名程ご参加いただきました!

ネットワーキングやピッチを実施!
会場いっぱいの来場者!

こんなにもご参加いただけるとは思っておらず、身動きもとりにくいくらいに密な会場でしたが、逆にそのカオス感によって様々な方同士の交流が生まれ、来場いただいた皆様からも満足感の高いご感想をたくさんいただきました!

今回は会場のキャパシティーもあって人数を限定させていただいたのですが、100を超える事前応募をいただいていたため、「来年はもっと大きい会場で…」できたらいいなと思っています!

メインイベント 2日目

IVS LAUNCH PAD

IVSのメインセッションと言っても過言ではない「IVS LAUNCH PAD」。
次世代の起業家の登竜門とも言われる日本最大級のピッチコンテストとなります。300社以上(海外比率20%)の応募から選ばれた15社がメインステージでピッチを行いました!

14:00開場・15:30開演のスケジュールだったのですが、すぐに会場の席が埋まるほどの人気ぶりで熱気にあふれ、開演前からなぜか汗だくになってしまいました(笑)

15社の登壇者
開演前の会場の様子

15社それぞれのピッチはどれも素晴らしく、事業内容もさることながら、ピッチの上手さに終始驚かされました。6分という短いピッチ時間の中で、如何に事業内容を伝えていくか。その構成や話し方、そしておそらく裏でかなりの練習・努力をされたのだろうという、無駄のないピッチがかなり刺さりました。

今回の15社のほとんどがAIを用いた事業となっており、ここ数年のAIトレンドを上手くとらえ、事業に実装させてきたスタートアップがまさにこれから伸びていくんだろうなと感じました。

そんな15社の決勝進出者の中から「スタートアップ京都国際賞(優勝)」を掴み取ったのは、RENATUS ROBOTICS株式会社「RENATUS」でした!

スタートアップ京都国際賞
RENATUS ROBOTICS株式会社 安藤 奨馬 氏(右から2人目)

圧倒的なピッキング効率・格納効率を実現する大規模・超高密度な自動倉庫システム「RENATUS」は、これまで1件あたり約4分かかっていた人の作業を12秒までに縮めるAIを用いたシステムです。ゆくゆくは全自動化を目指しており、人が行う作業をなくしていくビジョンを目指されています。

また、RENATUS ROBOTICS株式会社「RENATUS」は、視聴者の投票で選ばれる「オーディエンス賞」にも輝き、見事2冠を達成しました!

まとめ

スタートアップを取り巻く環境や規模感、そしてトレンドを知ることができ、さらにスタートアップ・VC・支援事業者など様々な方々と出会える場となり、総じて「本当に参加してよかった!」と思えるIVS 2024KYOTOでした。

初のサイドイベント開催など、AgVentureLabにとっても新たな挑戦が多く、今後ますますのスタートアップ支援やエコシステム構築に向けて、非常に学びのある機会となりました。来年もぜひ参加したいです!

IVS運営の皆様、IVS内で交流できたスタートアップ・VC・支援事業者の皆様、サイドイベントにご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!!



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