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フレームワークを使ってビジネスアイディアを作ってみた/学生ビジネスプランコンテスト「JUMP」

皆さん、こんにちは。
AgVenture Labではスタートアップと共創する「JAアクセラレータープログラム」をはじめ、起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」や学生を対象としたビジネスプランコンテスト「JUMP」など、新規ビジネスの創出やスタートアップを支援するプログラムを展開しています。

今回は学生ビジネスプランコンテストJUMPについて。
”起業”に興味はあるけど、「どうやってアイディアをカタチにしたらいいか分からない」や「ビジネスに繋がるアイディアはどう考えれば良いのか分からない」と思っている方に向けたフレームワークキットのご紹介です。

以前、noteの記事でもJUMPの過去受賞者や最終プレゼンの様子をご紹介させていただきました。これだけでは起業をなかなかイメージできない方も多いのではと思い、アイディアを考えてビジネスへ整理するためのフレームワークキットをご用意しました。こちらを活用して、アイディアを発掘・整理してみませんか?AgVenture LabのYoutubeでは、動画でこのキットの活用方法をご紹介しています。9分くらいの動画ですのでチラっと覗いてみてください。

フレームワークやってみた

そして今回は「フレームワークをやってみた」です。フレームワーク作成者、AgVenture Labの石塚が実際に自分のアイディアで作成し、どのくらい時間がかかるのか、何が難しくて、どのような準備が必要なのか、体験したことをインタビューしました。

AgVenture Labのオフィスの片隅で作成中

最高のロケーションでフレームワークを作成したようですね。このnote記事を書いている佐々木が、石塚に話を聞きました。

佐々木:
「ねぇ、完成までどれくらい時間かかりました?」
石塚:
「90分…くらいですかね。」
佐々木:
「おぉそうなんだ。どこか難しかったところは?」
石塚:
競合を書くところが難しかったですねー。ネットで調べながら書いたのですが、差別化を考えるのがちょっと難しかったかな、と思います。」
佐々木:
「そうなんですね。皆さんも同じところで悩む可能性があるので、攻略法をがあれば、なにか教えてください。」
石塚:
「攻略ポイントですね。6W2Hを書くページがあるのですが、そこを改めて違う角度や目線で考え直してみると、競合や既存サービスとの差別化がしやすくなるかな、と思います。

本気で悩んで考えている

佐々木:
「なるほどー。6W2Hを全部考え直すわけじゃなく、1つでもちょっと違う角度で検討しなおすと、また違う展開になりそうですよね。」
石塚:
「そうです!僕個人の感想ですが、6W2Hを考えるのはとても楽しかったですね。課題や原因を洗い出すと自分でゼロから考えているプランなので、解決しないと!という責任感が出てきます。」
佐々木:
「おぉ、楽しかったのは良いですね!」
石塚:
「そうですね。ワクワクしてくるというか。良いアイディアが見つかって『あ、これだ!』とハマった感じになるのが、楽しかったですね。」
佐々木:
「最後までやって、このままJUMPのエントリーシート書けそう?」
石塚:
「問題なく書けそうです!!」
佐々木:
じゃぁ、起業しちゃう?笑
石塚:
「いえ…笑。まだそれは怖いですね。市場調査とか現場の声、マネタイズなどはもっと探らないと、とは思います。」
佐々木:
「確かにね。これだけで起業は難しいかも。」
石塚:
「あ、それと、このフレームワークを体験してみて、ニーズ調査の支援とか、なかなか学生ができないことを社会人がサポートしてくれるような仕組みが世の中にあると良いなと思いました。」
佐々木:
「そうなんだ。そういうのあると確かにアイディアをカタチにしやすいかもね。最後にフレームワークをやってみようと思っている人にメッセージをどうぞ!」
石塚:
「このフレームワークをやっているときは、『自分が主人公!』という気持ちで、枠にはまらず自由に考えてほしいです。正解はないので、ちょっと尖ったアイディアや、コレやってみたいと思うことの方がいいアイディアが見つかるかもしれません!

出来上がったマンダラチャートと理想と現実のギャップを書いています

結果発表~

石塚がフレームワークキットでビジネスアイディアを整理してみた結果「中学・高校の部活動の顧問を派遣する人材会社の起業」ということになりました(拍手!)もう少し詳しくご紹介すると、大学生や引退したスポーツ選手を、中学校や高校の部活動の顧問として派遣するサービスです。
石塚が一番最初にキーワードとして思いついたのが「先生」でした。そこから、大学の教授や顧問などワードをつなげていき、学校の先生の業務が多いということを課題として、このアイディアをまとめました。
良い!良すぎるアイディア!!(あらためて拍手!)

とにかく、やってみよう!

完成までにかかる時間は人それぞれですが、だいたい2時間くらいでアイディアがまとまります。石塚もインタビューで言っていたように作成してワクワクして、楽しい!という気持ちになれば、もうあなたの勝ちです。
少しでも気になるジャンルや興味のある領域があれば、「頭の整理でもしよっかな?」くらいの軽い気持ちで開いてみてください。
紙とペンがあれば今すぐにできます。
あとは皆さんの頭脳とやってみる気持ちです。ぜひ、チャレンジを!!!

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