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資格試験をどちらから見るのか

資格に関する本は、多く出版されています。
大方は、啓発系です。取得方法や経験談、そしてテキストや問題集など、その資格を目指す人にとっては必要な情報です。

一方で、資格を否定する本もあります。最近、読んだのが、この三冊。
資格を取ると貧乏になります
サムライ資格という毒薬
資格ビジネスに騙されないために読む本

資格さえ取得すれば、この先、自分の思ったように生きていける…
なんて思うなよ!という内容です。それは、司法試験クラスでも例外ではないよと。資格に夢を見過ぎている人間に警報を鳴らすものでした。


自分もどちらかといえば、資格には期待し過ぎている側かもしれません。

資格って、いつでも誰にでも与えられている一発逆転の可能性を秘めた手段だと考えています。つまり、日本には、がんばれば這い上がれるシステムがあるってことの一端を、資格試験が担っているのではないでしょうか。
だから、自分にも、まだ資格にチャレンジしたいという欲が残っています。学ばなければという欲。

それは、この本を読むことで再燃します。
◆資格で人生の選択肢を増やせ!


著者の竹下氏いわく
「何もしなければ、昨日とまったく変わらない明日がやってくる」
「緊張感のない日常で、全身全霊で取り組まねば合格が難しい試験にチャレンジしなければ、このまま自分がダメになってしまいそうに感じた」

この辺りの文言を目にすると、不思議な情熱が湧き出てきます。

ただし、その資格を取って何者になりたいのかははっきりさせておかねばなりません。ただの自己啓発では弱い。強固な意志が必要です。
自分はどうして、どうなりたいのか。永遠のテーマですが、答えを見つけるために生き続けます。

…けれど、迷っているくらいならば、ああだこうだ考えず、見切り発車で資格試験にチャレンジするのもアリなのかもしれないな。

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