ブックカバー
本屋さんで本を買う時って、コンビニでお金を払う時とは違う、ちゃんとこの本にお金を払うんだっていう気持ちでレジに並びます。
きっと本屋さんに勤めてる方もどんなジャンルが好きで勤めてらっしゃるかわかりませんが、きっと本に対しての想いや情熱があるから勤務されてると思います。
そんなメガネの店員さんがいてくれることがすごくありがたいです。
僕は本が好きですが目が良いのですいません。
そんな本屋さんでレジをする中、
「ポイントカードはありますか?」
「ブックカバーは必要ですか?」
「お支払いは現金ですか?」
「袋は有料ですが必要ですか?」
マニュアルに沿った大変なルールだと思います。
ちなみに僕は雑誌以外の本を買うときは有料ですが袋に入れてもらいます。
これは本が特別なものであってほしいという思いも入っていますが
レジで働いている方からすれば、
後からポイントカードを出してきたり、
QRコード決済にてこづっているおじさんやおばさんが居たりと。
そんな中、
「ブックカバーはおつけしましょうか?」
との質問。
そんなやることいっぱいの中、
なんかざらざらした紙でシュシュシュッと
ハードカバーの本をカバーしてくれます。
文庫本サイズの本にまでカバーしてくれます。
僕はいつも気を遣ってしまって、
いえ、大丈夫です。
と、言ってノーカバーで袋代を払い、
カバンに入れて帰るまでのお楽しみとしてカバンにしまって家に帰ります。
でも本当はブックカバーをつけてもらって、翌日からその本をカバンに忍ばせ、ことある事に本を読み進めたいのです。
そう、電車や街中でこの人、こう言う本読んでるんだって思われない為に、ブックカバーをつけてほしいんです。
売っているブックカバーじゃダメなんです。
そのブックカバーを見られて、この人、こう言うセンスの本を読んでるんだって思われたく無いんです。
忙しい本屋さんのレジだとは思いますが、
「ブックカバーおつけしましょうか?」って聞かずにつけてください。
本屋で本を抱えて並んでる人ってイライラなんてしてないので、ちゃんとひとりひとりの本に対する思いを汲んでカバーしてあげてください。
本が好きな人は心優しい人が多いので、ブックカバー断っちゃうんです。。
小説の主人公で心優しい人が多いのはそう言うことですよね