私の水玉自伝

「裏Perfume」という言葉に惹かれ、タワレコの記事を読んだときに、アーバンギャルドというグループを知った。記事を読み、どんなグループなのかYouTubeで調べることにした。そして、セーラー服を脱がないでのPVを見て、当時流血に耐性の無かった私は、よこたんが吐血したシーンがトラウマになり、その日はドキドキして眠れなかった。それが、2009年の春であった。あれから、吐血したシーンが脳内に張り付いて離れなくなり、楽曲が好きで何度も見るようになってしまった。そこからアーバンギャルドは好きになった。しかし、当時、別のアーティストを一番に好きだったのと、学生というのもあり、アーバンの活動はたまに追いかける位であった。よこたんが、喉の手術するときには「ロキソニン飲み過ぎると耐性ついて効きにくくなりますよ、お大事に!」という至極当たり前な事をコメントで残してたりしてた。
熱を込めて応援してなかった分、メンバー脱退も当時は「あら~」程度に思ってたが、水玉自伝を読んだ途端に「うっわ…」と思わず声を出してしまった。それでも止まらなかったからアーバンギャルドは大丈夫なんだろうと思い込んでしまってた。「いつまでもいると思うな、親とバンド」とネットの名言が染み渡る。
学生から社会人になり、ようやく初めてアーバンのライブに行ったときは、当時鬱プラス徹夜の仕事明けで情緒が不安定だったが、そのことを吹き飛ばす程に楽しめたし、ようやく会えたことで泣いてしまった。
中野サンプラザでは、なんとなく、過去よりも今のアーバンギャルドが幸せなんだと感じ、冒頭から泣いてしまった。幸せになってくれた。という事で泣いたのだから、本当に結婚式の様であった。あのときアーバンと結婚し、メンバーそれぞれの生い立ちを知ったから、遠距離だろうと、素敵な家内の為にライブに行きたいなと今は強く思うのであった。

#わたしの水玉自伝


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