#3 台湾フェスタin代々木公園2023に行ってみた!!
先日、代々木公園で開催された【台湾フェスタ2023】に行ってきました!
私は台湾といえば、「親日の国」というイメージを持っていただけで、台湾の文化についてあまり知りませんでした。そこで今回、台湾フェスタに行って、台湾の文化を探ってきました!
[1]台湾フェスタとは?
台湾フェスタin代々木公園は2016年に始まり、今年で6回目だそうです。今回は7月28日、29日、30日の朝9時から夜9時まで開催されていました!びっくりするほど長い時間開催されていますが、これには少しだけわけがあるのだと思います。それは後ほどお話しますね。
今回は29日の3時過ぎに訪れました。その日はとても暑い日でしたが、代々木公園に1歩足を踏み入れると、木々が直射日光を遮り、日陰が多くて少し安心しました。
余談ですが、代々木公園のカラスはガタイがよく立派なカラスたちがいっぱい居ました。カラスのポテンシャルの凄さを改めて感じます。
さて、開催されている場所にたどり着くと、まず真っ先に豚の匂いが鼻をかすめました。文字通りの異国の香りを感じます。人混みはある程度込み合っているといった感じで、混みすぎてて進めないというほどではなかったです。
飲食、物販、キッチンカー、ドリンクなどブースが系統ごとに分けられているため、自分の現在地がわかりやすい配置で並んでいるのが良かったです。
また、飲食以外にもお店が立ち並んでいたことも印象的でした。雑貨屋さんや足つぼマッサージのお店など、台湾の文化を詰め込んだ空間となっていました。
確かにホームページによると『「観光、産業、芸能、文化、美食」をテーマに多くの方々と日台交流を深める』ことを目指していると書かれてありました。
その言葉通り、台湾フェスタの屋台の皆さんは台湾の方が多いのか、厨房では中国語が飛び交い、お客さんには日本語で接していたところが多くありました。
私たちもこの日台の融合に胸を踊らせながらいろいろなお店を見て回りました。
その中でもやはり紹介したいのは食です。
それでは私たちが購入した食べ物を紹介します!
[2]台湾の美味しい料理
①福包 角煮バーガー
まずはじめに豚角煮バーガーを頂きました。
このバーガーは台湾式バーガーです。サイズ感は一般的なバーガーと同じぐらいですが、角煮もそのサイズであったと言えば、角煮の存在感も想像できますでしょうか。分厚くてテリがしっかりと見える角煮のインパクトは最強です。
食べてみると、日本では食べたことのない味がしました。かと言って日本人の口に合わないわけではなく、むしろめちゃくちゃ美味しかったです。
バンズの部分は一般的なバーガーのようなパン生地のものではなく、蒸されたふんわりとした食感で、少し甘めの生地です。
そして角煮は口に入れた瞬間、ほろほろと崩れるぐらいに柔らかく、味もしっかり染みています。
何がこんなにもエスニックさを醸し出しているのか食べながら探ってみました。恐らく、一緒に挟み込まれている漬物とピーナッツ粉だと思います。とくにこのピーナッツの甘さが独特な風味を助長しているようです。
初めて食べた味でしたが、とても美味しかったです!!
②台湾点心専門店 龍包軒 小籠包
小籠包は外せないと思い、即購入しました。
皮はもちもちとした食感で、食べた瞬間肉汁が出てきました。
上にかかっていたエビの香ばしさと相まってとても美味しかったです。
③包子家PAOZUYA 大鶏排(ダージーパイ)
台湾のから揚げとの呼び声の高いダージーパイは、個人的感覚で言うと、まさにから揚げの王様と言っても過言ではないでしょう。
まずサイズがとにかく大きい!!!
手のひらより大きめのサイズで、鶏肉をドーンと1枚使用しています。
スパイスの香りが、先程までバーガーを食べて満足していた私の胃をも「これを食べたい」と唸らせたのは言うまでもありません。
取材班の二人で仲良く半分こしようと手をかけました。
しかし、熱い!!
屋台のあるあるであった「まあ少し冷めてるけど、祭りの雰囲気があるから全然気にしない」というようなセリフを一言も言わせないほど本当にアツアツでした。
ようやく分け終え、いざ実食。外はカリカリ、中はジューシーで食べる手が止まりませんでした。大きかったダージーパイは私たちの胃にすぐに収まってしまい、まだもう少し食べたいなという気分にさえさせてしまいます。
④台湾マンゴーかき氷
ダージーパイで火照った体を冷やすため、かき氷を食べようという話になり、台湾マンゴーを使ったかき氷を頂きました。
普通サイズと大きいサイズの両方ありましたが、私たちは普通サイズを2人でシェアしました。普通サイズでも二人で食べてちょうど良かったぐらいなので、大きいサイズのはどれほど大きいのか気になりますね。
シロップだけでなく、サイコロ状にカットされたマンゴーも沢山乗り、マンゴー自体も甘く、かき氷にとても合います。一気に涼を感じられ、祭りだなーとしみじみとしてしまいました。
[3]快適なイベントだった訳
①夜まで開催している
先程記述した通り、朝9時から夜9時まで長い時間開催されています。この理由についてダージーパイを食べながらふと思いました。つまり、台湾料理の多くは『お酒を飲みたくなる!!』ということです。
私はまだ未成年なのでお酒の購入はしませんでしたが、周りの大人の方たちは台湾ビールを片手にダージーパイや台湾焼きそばを食べていました。
さらに私たちが帰る夕方頃に人が増えてきたことから夜、デートで来たり、友達と飲みに来たりしている人がいるのかもしれません。
夜になると提灯のライトアップがなされて、より台湾ぽさを感じられます。
異国の雰囲気の中、美味しいお酒に美味しい食べ物に囲まれたい方はおすすめのスポットです。
②ゴミスペースが設置されている
お祭りやフェスで1番困るのがゴミを捨てる場所ですよね。ゴミ箱を持ち歩くのは邪魔になるし、ちょっとしたストレスになります。
しかし、台湾フェスタin代々木公園では2箇所のゴミスペースがあります。缶とペットボトルと可燃ごみに分かれていました。
そのスペースには係の方もいらっしゃって、ゴミが山積みで捨てられないということもありませんでした!
きちんと綺麗にスペースが保たれていて、過ごしやすいフェスでした!
③日陰が多い
こういった屋台が並ぶフェスは食べる場所を確保するのに一苦労しますよね。
しかし今回はテントスペースがあるのはもちろん、場所が代々木公園なのでもともとあるベンチや腰をかけられる石垣など日陰のスペースが多々ありました。レジャーシートを持ってきて日陰に広げている方もいらっしゃって、食べる場所に困ることはなさそうです。
[4]まとめ
今回、台湾フェスタin代々木公園では嗅覚、視覚、味覚、聴覚のいずれも刺激され、とても満喫しました。こういったフェスは、楽しみながら台湾と日本の交流が盛んになる素晴らしいイベントだと感じました。
みなさんもぜひ来年の台湾フェスタに足を運んで見てください。楽しいし、美味しいこと間違いなしです!!
取材:遠藤凜・中田結
企画担当:櫻井咲和子・遠藤凜・中田結・村上遥
青学マスコミ研究会