三菱電機コアラーズ 水野妃奈乃 選手分析
こんにちは、Heybowです。
今回は、三菱電機コアラーズの水野妃奈乃選手について、選手分析をまとめました。
(表:水野ファイル)
・用語
2PM 2P成功数
2PA 2P試投本数
3PM 3P成功数
3PA 3P試投本数
F ファール数
OFF オフェンス・リバウンド数
DEF ディフェンス・リバウンド数
TOT トータルリバウンド数
AST アシスト数
STL スティール数
BLK ブロック数
TO ターンオーバー数
FG率(%) フィールドゴール成功率
(考察分析)
・プレースタイルが3ポイント偏重型ピュアシューター
・3ポイント試投数が1試合平均4本以上で2ポイント試投数が1試合平均1本以下と大きく偏っている。
・身長173cmだが、オフェンスリバウンドの平均数が0.5以上と、平均20分未満という限られたプレータイムの中で確実にオフェンスリバウンドを取ることから、オフェンスリバウンド力が比較的高いことやしっかりディフェンスリバウンドを取りきること(平均数2.4ほど)からリバウンド力が総じて比較的高いと考えられる。
出場中ではポジショニングリバウンドといったポジショニング(読みリバウンド)が高い状態でリバウンドを取ることから、縁の下の力持ちのようなプレーをするといった傾向もうかがえる。
・格上相手になると、ディフェンダーとなり、3ポイントを比較的多く打つ傾向にあることから、3&Dといったプレースタイルになる傾向があるといえる。また、格上相手になるとファール数も比較的多くなることから、泥臭いディフェンスを展開する傾向があるといえよう。それくらいディフェンス意識が高く、ディフェンス安定性も比較的高いことが考えられる。
(課題分析)
・プレースタイルが3ポイント偏重型ピュアシューターから、シャープシューターといったプレースタイルに転向すること。
プレースタイルがピュアシューター兼3&Dであるが、3ポイントシュートのみオフェンスプレーしか基本ないため、オフェンスバリエーション増やすとともに攻守とも貢献性を上げるためにミドルシュートやプルアップシュート、そしてドライブオフェンスといったオフェンスの向上を目的にプレースタイルをシャープシューター型3&Dに転向するのはいかがだろうか、と考える。
ドライブオフェンスがほぼ見られないことからドライブとミドルシュートの練習頻度を上げることも考えられる。
プルアップシュートは高難易度であるため、ミドルシュートの成功確率が高まってから頻度を増やすといった解決策も考えられる。
・この選手の懸念点は、疲労の蓄積が速いことが考えられる。
その根拠は、開幕あたり(平均20分強)から~中盤までは、プレータイムが15分~20分未満程度が見られていたが、後半から終盤まではプレータイムが10分未満の試合が多く見られていたことから疲労の蓄積が速く、コンディション不良が比較的多くあったことが考えられる。この選手の課題点は、試合における体力ではなく、疲労に対する耐性力であることや普段の練習において、練習量がハードだったなど普段から疲労の蓄積に弱いと考える。
その解決策として考えられるのは、この指摘に対する専門家の意見をしっかり聞き、対処してもらい、その通りにコンディション調整をすることが望ましいと考える。
作成者:Heybow
2024年10月11日作成。
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