軽視しがちな「企業理念」
今日とある会社の面談があったのですが、面談の相手だった人事責任者の方からいただいたお話が非常に心に響いたのでそのお話を元に書いていきます。
本題に入る前に・・・
フリーランスでもなく、起業家でもなく、自営業でもない人々は生活をする為にどこかの組織に属している組織人と呼ばれる身だと思います。
そんな皆さんはどういった理由でその組織を選択し、入社を決めたのでしょうか。
私の場合は複数社経験していますがそれぞれ入社の理由が異なります。
(最も優先度の高い理由のみピックアップ)
1社目:無形商材提案で自分の営業力を高めたかったから
2社目:グローバル展開していたから(グローバル展開が「キー」だった)
3社目:企業の製品が魅力的だったから
こんな感じのヘボい理由を軸に入社を決めました。
(浅くて、浅くて、情けない)
もちろん人それぞれ、三者三様で、
「給料が一番大事」
「福利厚生が大事」
「休日やワークライフバランスが大事」
「やりがいが大事」
「成長性が大事」
「ネームバリューが大事」
などその人の生活環境や、人生観によって左右されると思います。
当たり前のことを言うようですが・・・
もし仮に、入社選択理由がふわっとしていて、そして日々何となく生活をする為に組織に属し、仕事をしている方であれば、
今一度考え直してみるべきと思います。転職やライフプランを検討してみてはどうでしょう。
※時間は有限です
私の場合は「3社でのそれぞれの経験」、「色々な人々を客観的に見てきた経験」、「今日面談した人事責任者の方の意見」を踏まえて思う
重要な企業選びの要素は
企業理念に共感できるか
です。
「いや、何を当たり前の一般論ほざいとんねん」
ってなると思います。私も分かります、その意見。
ただし、続きがあります。
共感できる企業理念があり、それが従業員に浸透している
その理念の元、一体となってボードメンバー、従業員皆同じベクトルを向いている
です。
「いや、そんなもん入社してみんと分からんやろがい。中の事なんて」
ってなると思います。私も分かります、その意見。
そんな時は
入社前にできる限り多くの従業員に会って話をして、聞いて、確認してください。
聞きゃあ分かる。話せば分かる。理念が浸透していない会社なんて平社員に話を聞けばすぐにボロが出るし、分かります。若手、中堅、ベテラン、ボードメンバー全員に聞いて下さい。
ネット情報には頼らないでください、口コミにも頼らないでください。
会話をしてください。
(何だか上からですみません。熱い思いを込めたつもりです)
最後に繰り返しますが
組織に所属する上で重要なのは母体となる「理念」と「人」です。
いくらその企業の製品やサービスがよくても必ず、新しいものに置き換えられる時や困難な場面が訪れます。その時に大事なのは「理念」です。そしてその「理念」に共感している、浸透している「人」がいなくては組織としては脆く、会社を離れていく人材が大量発生します。
(今、所属している会社がそんな状態・・・)
私は、せっかく組織に所属するならば、組織が一丸となって何かを目指す、そんな企業に所属したいと思っています。
結論、
転職します
絶賛転職活動中のagrimanでした。また明日!