「口のかるさ」が自分の価値を下げる
社会人になり早10年も目前になる中、色々な人に出会い、見てきました。
酸いも甘いも経験してきた中で
口のかたさ
が「組織で生きていく」上で非常に重要であると思っています。
「口がかたい」事は以下の指標になると思っています。
信頼がおける
さて、過去にこんな事がありました。
絶賛転職活動中に、割と信頼がおけると思った同僚に転職活動の相談をしていました。
ちょうど年度またぎの異動のタイミングという事もあり、社内はバタバタしているわけです。様々な業務の引き継ぎ等が発生する時期でもあります。
事件は突然やってきました。別の同僚からこんな事を言われたのです。
「〇〇君さ、転職するんでしょ?結構噂になってるかもよ・・。
今大変な時期だから結構まずいんじゃないかな」
はい?!
漏れてました。
当時の会社では(ほとんどの会社がそうだと思いますが)辞めるであろう
人間に対して、風当たりが強くなります。ましてや時期も時期なので、
当然下記のような懸念が発生します。
・上司からの風当たりが強くなる
・評価が定量ではなくなる(辞めるというマイナスの付加価値がつく)
・お給料(ボーナス査定)に響く
・業務に支障がでる
・後輩からの印象が悪くなる
などなど。数え上げるとキリがありません。
ほぼ自分自身にとってはデメリットしかありません。
(特に転職先が決まっていないタイミングでのこの様な噂は非常にまずく、生活への支障も免れない可能性があります)
いずれにせよ社内の人間に相談した自分自身が一番悪いのですが・・・
反省。
(転職の相談は必ず社外の人にしましょう。)
「口がかるい」人間は、噂がその相手にとってどの様な影響を及ぼすかを考える事ができない人間で、自己欲求を満たす為にのみ行なっています。
つまりは、「思考」が
我慢ができない子供と一緒なんです
人間の性質上仕方のないことかもしれませんが、秘密って秘密だからこそ誰かに漏らしたくなるとは思います。
ただ、子供の空を破り、大人な人は
それを我慢する事ができるのです。
大人ならば秘密を漏らす事で起こりうる様々な事象を想像し、どの様な結果になるのかを判断する力が備わっていなければならないのです。
結局はそれができていないと、
大事な相談を受けにくくなったり、信頼をされにくくなったり、
周りからの評価に自ら傷をつけてしまうことになるのです
組織を生き抜く上で「口がかたい」事は非常に重要な要素です
(稀に噂を吹聴する事でのさばる強者もいますが・・・笑)
ただ、私にとっては非常に良い反面教師で、勉強になりましたし、
「口がかるくて得をする事はない」のだという戒めにもなりました。
特に社会人の方であれば、上の様な経験をされたことがある方、見聞きしたことがある方は、おそらくほぼ9割型いらっしゃるかと思いますが、
最後にちょっと激しめに言います。
口のかるい奴はガキ同然
汚い言葉で申し訳ありません。
ただ、思いを伝える為にやや強調してお伝えしました。
漏らしたくなる欲求にはお気をつけを
agrimanでした。それではまた明日。