📚東京通信大学（TOU）で学ぶ理由／科目履修3学期の受講科目と感想

Agrifeel-Diary@おおさき

2023年11月17日 23:31

2023年11月17日、金曜日。
これから不定期で、趣味関連の学習記録をつけることにしました。

このシリーズは「趣味と学びの雑記帳」として、こちらのマガジンにまとめていきます。

農業の仕事の記録として「営農日誌」も書いていますので、興味があればぜひ覗いてみてくださいね。

東京通信大学（TOU）で学ぶ理由

今年の10月から、東京通信大学（通称、TOU）の科目等履修生（秋期入学）としてオンライン講義を受けています。

来年からは正科生としての春期入学（情報マネジメント学部 3年次編入）も決まっており、農業の仕事のかたわら学士取得を目指しています。TOU7期生になりますので、同期生の方はよければ仲良くしていただけると嬉しいです！

大学に入ることを決めた理由

僕が大学に入ることを決めた理由は、このようなものです。

アカデミックな学びに対する憧れ
IT全般の知識やシステム開発について俯瞰して学びたい
一生取り組めることを見つけたい

ちょっと自分語りになりますが、農業の仕事に就く前、僕は大学で数学を専攻していました。好きで続けたいと思っていた勉強だったのですが、この時期に自身の将来やコミュニケーションの不具合から精神的なバランスを崩し、絶対にやりたくなかった家業に就くという決断をすることになりました。

しばらくこの時の挫折が尾を引いていましたが、仕事や色々な活動などに打ち込んでいくにつれて、そのコンプレックスはいくらか弱くなっていきました。十数年も経てば仕事にも地域の人間関係にも慣れてくるし、愛着も湧いてくるものです。

ですが、やはりどこか僕の中でアカデミックな学びに対する憧れというのは、無くなることがなかったんですよね。

勉強好きが高じていくつか資格を取ったりいろんな活動をしてきましたが、その中でも3年ほど前からプログラミング・アプリ制作スキルを身につけたことはすごく大きかったです。人や環境にもすごく恵まれて、たくさんの登壇の機会を得られたり、技術同人誌を出版したりという成果に結びつきました。

ところがその先に、僕の中に「こうありたい」と言うのが無かったんです。ちょっとした欲しいプログラムなら自作できるスキルは身についたし、上辺の理由や周囲に期待されている（と僕が勝手に感じている）ことを原動力に活動を継続することはできるかもしれません。ですが、ほんとに正直なことを言うと、この活動の先にある未来に、急に一切の魅力を感じなくなってしまったんです。

これは一度、取り組み方を見直す必要があるなーと思いました。これまで目先の何かを「作る」ことにこだわってきましたが、一度それを手放してIT全般の知識やシステム開発について俯瞰的に学ぶことで、今後一生取り組めるようなことを見つけたいという思いを持ちました。

TOUを選んだ理由

仕事を続けながらでも通える情報系の通信大学をいくつか調査した上で、僕は最終的にTOUの情報マネジメント学部（通称、情マネ）を選びました。

選択の決め手になった理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

時間や場所にとらわれず講義と試験を受けられる
オンライン学習で挫折しずらい仕組みがデザインされている
オンラインで情報を発信している方が多い

TOUは2018年4月に設立されたかなり新しい大学で、初めから今の時代に合ったオンラインベースでの学習が整備されているようですね。

例えば授業の構成が特徴的です。1回の講義動画が15分〜20分×4コマ+小テストという構成で、1つの学期の中で8回の講義が行われます。動画が細かく分割されていることで外出中などでも学習しやすく、毎回小テストがあることで挫折しずらい仕組みが作られていると思いました。

SNSやブログで大学生活の様子をアウトプットされている方も多く、活発な情報交換が行われている印象です。情報が多いと安心できますし、また同時に自分がアウトプットする際のハードルも低くなると感じます。

科目履修3学期の受講科目と感想

2023年3学期の受講科目

今現在、僕が科目履修している受講科目はこの2つです。

ハードウェア総論I
ネットワーク技術I

授業の内容を書くのは禁止されているので詳しくは書けませんが、ここまで科目等履修生として10月からここまで学習してきた感想を書いてみます。

ここまでの感想

まず現状としては、2科目とも8回の講義+小テストを順調に終えて、11月24日から始まる単位認定試験に向けて準備しているところです（準備といえど何もしてない…）。

受講科目を2科目に絞ったのは、僕にとっては正解でした。3学期の前半は仕事の繁忙期と丸かぶりしていたのもあり、2科目でもちょっとキツかったです。

一番キツいと感じたのは、講義時間が物理的に拘束されることです。いつでもどこでもスマホやタブレットがあれば講義を受講できるとはいえど、出席確認のためにカメラに自分の顔が映る状態で等速で授業を受ける必要があります。1講義につき毎週1〜1時間半程度（最初の2週間はこの2倍）×8回分の時間が拘束されるのは、工夫でどうにかなるものでもないので、なかなか物理的にキツいです。

一方で、毎回の講義の最後にオンラインで受ける小テストの仕組みは、とてもありがたいと思いました。授業を聞くインプットだけだと学習効果は薄いですが、小テストがあることで資料からキーワードを調べたりメモしたりする作業が強制的に発生するので、自然と学習効果が高まります。この辺りにオンライン学習でも挫折しずらい仕組みがデザインされているのかな、と感じました。

今後の課題としては、自主学習をどう進めるかがまだ見えていないということです。授業と小テストをこなす方法はなんとなく見えてきましたが、せっかく大学に通うなら、単位のためだけではなく知識や技術を自分のモノにしたいと思っています。そのためにどう習慣付けしてアウトプットするかを探るのが、次の4学期での課題です。

雑記

本業の農業の方は、これから冬にかけて農閑期に入ります。この期間に農業以外のことでやりたいことはたくさん…。

以下、今年の冬に取り組みたいことを羅列してみました。

学習
- TOUの4学期の科目履修（12月中旬〜2月下旬）
- 基本情報技術者試験の取得（11月下旬〜12月23日）
開発
- 農家仲間とLINE Bot・アプリ制作（12月〜）
- 運用中のLINE Botの改良（未定）
- ハウス温度計の改良（2月頃）
執筆
- 技術書の企画（11月下旬〜12月）
- 技術書の執筆（1月〜2月）

これらの進捗について、できるだけこの雑記帳シリーズで書いていきたいと思います。

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