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【営農日誌】小麦の播種がスタート! - 2023年9月4週目

2023年9月26日、火曜日。
先週は、小麦の播種がスタートした一週間でした。

先週の日誌。

ここまでの日誌はマガジンにまとめています。


雑記

ここ一週間の近況報告や思ったことなどなど。

秋蒔き小麦の播種がスタート!

秋蒔き小麦の播種が始まりました。畑にいくつか資材散布した後、9月20日からロータリー整地を始め、雨を挟みつつ9月25日に播種完了。

ここ最近の気候の傾向として、秋〜冬にかけての気温が高く、積雪時期も遅くなっている傾向にあります。積雪までの積算温度が高いと「縞萎縮病」という収量減少の要因となる病気にかかりやすいと言われることから、地域では数年前には20日前後が播種適期だったのが、近年は25日前後が播種適期と言われるようになりました。

もちろん、収量の多寡は様々な要因により変化します。一概に気候や病気のせいとは言えず、コントロールできる部分の積み重ねが重要になってきます。この話はもうちょっと「営農の話題」として深掘りして書きたかったのですが、今記事に間に合わなかったのでまたいずれ。

ビートの収穫に向けて

小麦の播種が終わって少し一息つけると思いきや、まだまだノンストップで進めなければいけなさそうです。ここからメークインの残りの箱詰め、来年分の馬鈴薯の種子消毒、来年のビート育苗のための土通しを進めながら、早くもビートの収穫をせねばなりません。

ビートの集荷は地域ごとにローテーションで時期と出荷数量が割り当てられるので、それに間に合うように収穫する必要があります。僕の地域は今年早番で、10月上旬には1回目の集荷が入る予定です。

ビートは置けば置くほど糖度が上がり、すなわち精算金額が上がることにつながります。ですが運送業者との協働でもあるため、なかなか思い通りにはいきませんね。

人生、日々勉強

先日、オンラインでお会いした東京の方が帯広にいらっしゃって、リアルでお会いしました。

その方は大企業で役職に就かれている方で、僕とは仕事上の接点があるわけではありません。僕が春からオンラインで学んでいる「コーチング」で同じ先生のクラスを受講したご縁で、たまたま研修で帯広にいらっしゃった際にご連絡をいただいて、お昼に豚丼をご一緒しました。

その方は、退職後のセカンドライフとして個人で稼ぐ方法を模索しており、その一環でコーチングを学んでいるそうです。大企業で長年勤め上げて地位のある方にも関わらず、年齢に関係なく新しい環境に入ってイチから学ぶという姿勢に、とても刺激と勇気をいただきました。

いまの目の前の仕事や生活のことはもちろん大事ですが、そこから一歩外れて新しい環境、新しい価値観を学ぶことをみんなもっとしても良いかもしれません。人生、日々勉強。

フォトギャラリー

ブロードキャスターで資材(石灰)散布
ロータリーで畑を整地
プランターで小麦を撒いている様子。写真奥の林まで200間(約360m)。
消毒された小麦の種は緑色をしています

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