インターン生の声【第34稿】(ヒオキ)
昨日も農村部を訪問してきました。
午前中は新規農家獲得のためのMeetingをし、午後は一昨日Meetingを開いた村でchief or villageにフォローアップを行ってきました。
今投稿では
1.スタッフ紹介
2.午前中のMeetingの様子
3.午後のフォローアップの様子
4.感じたこと/学んだこと
に分けて書いていこうと思います。
【スタッフ紹介】
Veasna
Department: Field Operation Head
冗談好きのVeasna。
みんなからとっても愛されています。
仕事以外の質問は基本的にデタラメで返してきます(笑)
天然なのか、ウケ狙いなのか分かりませんが、基本的に左右違う靴下を履いてきます。
プノンペンオフィスで彼に会ったら靴下を見てあげてください。
彼の部署は農家の問題全般を扱っています。そのためよく農地を訪問しています。
彼と仕事をすることになると色々な地域に出向くことができると思います。
(現在は新しい州でサービスを始めるために準備しているそう)
【午前中のMeetingの様子】
今日のMeetingには14農家が来てくれました。そのうち2人が興味を持ってくれました。
他の農家さんはローンを返せないことを懸念して今回加入することをやめたようです。
(写真)Meetingの様子
〇今回訪問した村の現状
平均収量:1.5t/ha
2.0t/ha以上収穫したことが無く、ローンを組んでも返せる見込みがなさそうだという事でした。
カンボジアの平均の半分以下の収量であり、今まで訪問した村の中でも特に収量が低い村です。
確かに現在の収量ではローンを返すのは難しいと思います。しかし他のサービスと総合的に活用してもらえればよりこの人たちの生活は良くなると感じているので、crop insuranceなど他のサービスについても話してみたのですがうまく伝わらなかったようです。
カンボジアの中でも特にこの州では農家さんへの説明や新規獲得に難しさを感じています。
(やはりMeeting後半は農家さんが好きにしゃべり始めるタイム。基本的に誰かが聞いてくれるから話すというスタンスではなくしゃべりたいからしゃべるという傾向があるようです。一度話し始めたら、止めて話を聞いてもらうのは大変です…💦)
【午後のフォローアップの様子】
午後は一昨日Meetingをした村のChief of villageに会いに行きました。
前回Meetingしたあと、あまり興味を持ってくれる農家さんがいなかったようです。
そういうわけでもう一度Chief of villageのもとに行って説明し直すことになりました。
(写真)Chief of villageと話すMentorのSinon
Chief of villageと話しているときにちょうど一人の農家さんがそばを通りかかり、その人にも一緒に話を聞いてもらうことができました。
(写真)農家さんも一緒に
結果的にその農家さんがAGRIBUDDYに興味を持ってくれてChief of villageも含めて2人が新たにAGRIBUDDYに登録してくれるようです。
説明していたSinonも非常に嬉しそうにしていました。
【感じたこと/学んだこと】
農家さんとコミュニケーションをとる難しさ。
ずっと書いていますが、ここ最近本当に感じています。
昨日も2時間以上話していました。どれだけていねいに農家さんの懸念や不安をとってあげるかが大事だと感じています。もちろんそれはどの仕事でも言えることなのだと思いますが、特に農家さんの話は色々なところを行ったり来たりします。その分時間とコストがかかります。
一昨日も相当な時間をかけてやっと二人の農家さんが登録してくれることになったときのMentorのSinonの顔が忘れられません。本当に嬉しそうな顔をしていました。AGRIBUDDYはこういうスタッフに助けられているのだと感じます。
p.s.
一昨日はクメール語が話せないせいで、結構辛い時間を過ごしました(笑)
Mentorと農家が話している時間が長かったので、話を聞きながら何か発見は無いかなと思って色々と考えていたのですが、「長い!」
コミュニケーションを取れない中、長時間人と一緒にいるのは結構大変ですね(笑)
これからも頑張ります。