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【前編】東京で鏡石町のポップアップショールームを開催しました!【鏡石移住体験_番外編】

皆さまこんにちは!

明けましておめでとうございます。
いよいよ1月に入りましたが、鏡石はというと…

さすがに東京よりはかなり冷えています…
東京よりも気温が5度くらい低いので、なかなか寒さには慣れないです。
ただ心配していた雪はあまり降っていないので、東北地方の中では冬でも生活しやすい地域ではないでしょうか。

さて、今回は鏡石町移住体験の番外編として、
昨年12月に東京で開催した、鏡石町のPRイベントについてレポートします。
鏡石町の農産物を使った限定メニューの提供、特産品の販売、公式キャラクター「牧場のあーさー♪」の登場などなど、さまざまな催しが盛りだくさんのイベントでした。
私は八芳園のスタッフとして参加して、移住相談ブースでの相談対応など移住体験者としての業務に携わりました。



『Farmer’s Café & Sweets ~100% Made in Kagami-ishi』@原宿

福島県鏡石町の農作物や生産者の魅力に触れていただくために、以下の2会場でポップアップショールームを開催しました。

◆2024年12月4日(水)~8日(日)「dotcom space Tokyo」(原宿)にて『Farmer’s Café & Sweets ~100% Made in Kagami-ishi』
◆2024年12月9日(月)・10日(火)「KITTE丸の内B1 東京シティアイ パフォーマンスゾーン」にて『農家の本気 食と暮らしの魅力フェア~100% Made in Kagami-ishi~』

前編では原宿にあるdotcom space Tokyoでのイベントについて、内容や成果、気づきなどをレポートします。


イベント概要

原宿のdotcom space Tokyoでは、下記の取り組みを実施しました。

・鏡石産品を使用した限定メニュー提供
※dotcom space Tokyoで通常提供されているカフェメニューに加えて八芳園のパティシエが考案した、鏡石町の農産物を使用した限定メニューを提供!
・自然豊かな鏡石町と生産者&食材の魅力を展示&映像で紹介
・鏡石カードの配布

主に「鏡石の農産物を知って、味わっていただく」ことを目的としたイベントでした!
そのため、なんといっても注目すべきは"限定メニューの提供"です。
これまでの就農体験でお世話になった農家さんが提供した食材を使用して、八芳園のパティシエがメニュー開発を行いました。

■幻の苺「ふくはる香」のクロッフル

鏡石農遊園さんが作る福島オリジナル品種「ふくはる香」を使用。
鏡石農遊園さんでの就農体験では、いちごの収穫からハウス内の道具の片づけ、土づくり、苗の定植など幅広い作業をさせていただきました。
数々の農作業がまさに今、12月からが旬の美味しいいちごを作ることにつながっているんです!

12月中旬の収穫体験で採れたてのいちごをいただいたのですが、今まで食べたいちごの中で間違いなく一番甘さを感じました!
■焦がし玉ねぎの黒カレー

和田農園さんが作った玉ねぎと福島オリジナル米「天のつぶ」を使用しています。
特に和田さんの玉ねぎは収穫作業を手伝わせていただき、1日で約2.7トンもの玉ねぎを収穫して、その圧倒的な量に驚いた記憶があります。

甘みの強さとしっかりした食感が他の玉ねぎと比べても抜きんでています!
■洋梨「ル・レクチェ」のブリュレトースト

鈴木梨園さんが育てたルレクチェを使用しています。
就農体験を通してみることができた6月の袋掛けから10月の収穫まで、ル・レクチェがどんどん成長していく様子が思い出されました。
長い時間手間暇をかけているので、びっくりするほど滑らかな食感のル・レクチェになっています!

■「ふじ」林檎のカスタードパイ

ワタナベフルーツファームさんのりんごを贅沢に使用しています。
寒い中葉っぱ取りや収穫の就農体験をしたことが印象的で、りんごは基本が低いほど蜜がたっぷりとできる傾向です。
今年の夏は猛暑でしたが、収穫シーズンの近くでは気温がぐっと下がったので、甘みがあるりんごになったそうです!

それぞれ栽培や収穫に関わった食材たちが、さらに美味しいメニューへとブラッシュアップされ、来店されたお客様のもとに届けられる様子を実際に見るのは、とても感慨深く、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。


イベントの様子

店内の様子。午後2時過ぎからお客さんが多く入り、土日には行列ができるほどでした!

原宿という街の特性上、外国人のお客さんの割合が高く、平日では日本人と外国人の割合が半々くらい、休日でも3割ほどのお客さんが外国人の方でした。
インバウンドの方にも鏡石の農産物を気に入っていただけるかどうか、未知数の部分がとても多かったのですが、いちごを中心に大変好評頂けました!

■幻の苺「ふくはる香」のクロッフルです。
限定メニューの中でも一番人気でした。

見た目のインパクト、福島県でのみ栽培されている希少な品種のいちごなど、好評をいただけたポイントがありました。

限定メニューを頼まれた皆さま方には、トレイの左下にある鏡石のロゴが入った鏡石カードを配布しました。
カードの裏には今回食材をご提供いただいた農園さんのお名前の紹介や、鏡石町のふるさと納税ページにリンクする二次元コードを載せています。
鏡石の農産物が「美味しい!」と思っていただけた方に、継続して鏡石の情報を見てほしいという思いで、このカードを作りました。

牧場のあーさー♪グッズの展示や鏡石の紹介映像を上映。
鏡石のはっぴを着て、メニューのご案内や鏡石の農産物のPRを行い、
各メニューを紹介しつつ、「鏡石はいろいろな農産物が採れます!」ということを特にアピールしました。

二人組のお客様でそれぞれ違う限定メニューを頼まれた方も多くいたので、どの食材も新鮮で美味しいと思っていただけたのであれば、とても嬉しいです!


気づき、発見

①いちごが大人気🍓
旬を迎えたタイミングであるのに加えて、「ふくはる香」という関東地方ではめったに流通しない品種がお客様の注目を集めたのではないかと思います。
もちろん、他の限定メニューを含めて、実際に鏡石の農産物を食べていただいた方の多くから好評をいただきました!

②鏡石町の農産物が東京でも通用している!
dotcom space Tokyoでは普段から軽食やデザートを提供されているのですが、お店のスタッフさんから、イベント期間中は"普段の2~3倍くらい軽食やデザートを頼まれる方が多かった"と嬉しいコメントをお聞きすることができました。
鏡石の魅力、商品の魅力をしっかりと伝えることができれば、鏡石の限定メニューを選ぶ方が多く、東京でも人気が出る可能性があると強く感じました。

和田農園さんの玉ねぎがたっぷり入ったカレーライスも、
玉ねぎの甘さが際立っていて大好評でした!

おわりに

今回のイベントを通じて
「鏡石町の知名度をもっと上げられるようにしたい!」
という気持ちを強く持つようになりました。

来店された方に鏡石町に関するアンケートを実施して、その中で「鏡石町をご存じでしたか?」ということも聞いてみましたが、
知名度についてはまだ伸びしろがあるようです。
ただ、中には「友達が鏡石町出身だから知ってました!」という方もいらっしゃいました。
このイベントやこれまでの就農体験等を通して、鏡石町の農業を中心とした魅力を発信してきましたが、
農産物、農業を軸にもっと多くの方に鏡石町を知ってほしい!と強く感じました。

まずは1回だけでも、鏡石の食材を召し上がっていただく機会をもっと創出していきたいと思っています!

ー後編へ続くー



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