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おれたちはどう生きるか 「人生設計」について聴いた回
OP(一分以内)
おたより
前回「脱毛」の回へのコメント
キューさん
私はほとんど考えたことないなぁ〜。ヒゲは剃るの面倒くさいからやったら良いのかな?と思ったことはあるけど。下の毛に関しては特に困ったことがないし。
おじさんは考えない。あのとき話しそびれたけれど、下の毛はないと長時間歩くとこすれて痛くなります。ただ、あると、肛門周りにトイレットペーパーがこびりつくことがあったりなかったり。
さにとらさん
私は夏時期、首から下ツルツルにします。気持ち涼しくなる…はず!?夏だからほらっ、なんかあっちゃーいけないしねwVIO使える脱毛クリームをドラッグストアで探すおじさんは完全不審者
自力VIO脱毛してる!サニトラさん、おしゃれおじさんっぺえしな。ただ、毛の毛量がちょうどよくないと脱毛なんて発想でないかもね。
前々回 Netflixのガンダムについてのコメント
しんのづさん
リメイクのリは輪廻のリ!!文句言いつつ出されたものは全部食べちゃう雑食な我らが背負った抜け出せぬカルマ!!!
同じことを繰り返し、解脱できない私たち。今回はちょっと解脱を考えてみましょうよ。
本編
この番組は北海道在住のコメ農家にして孤高のポッドキャスター、ジョンがお贈りするオーディオエッセイ番組です。今回は、メインコンテンツの一つ。営農の最中に聞いたポッドキャストを肴にしつつ、自分がしゃべりたくなったことを喋る横断的ポッドキャスト紹介プログラム「営農とポッドキャスト」のお時間です。
今回のテーマは「人生設計」。
プレイリストのエピソード総数32本、総再生時間11時間57分
今回のことが気になったのは、TBSポッドキャスト「となりの雑談」EP.97「意思とたまたま」を聴いたのがきっかけ。この番組はジェーン・スーとさくちゃんこと桜林直子さんの雑談番組。隣で話しているにしては重めで暗い話をしているので好きな番組。
このEPでは、NBA選手になった河村勇輝選手の話から「子供の頃から目標を決めて、そこに向かって進み続ける人々」についての話から、「意思とたまたま」についての話になっていく。人生は多くの場合、たまたまで構成されている。そこを意思で選び取っていく。意思があることで、積み重ねがうまれるが、たまたまだけだと、何も積み上がりがないとか。
この話が、どうにも気持ちに引っかかりを残す。
実のところ、私が自分の意思で選んだのは妻とポッドキャストだけなので、それ以外は全部たまたまだ。生きていて、なんとなくの虚無感があるのは、積み重ねの不足なのではないか。
実のところ、ポッドキャストに多くは望んでいないのだけど、やれどもやれども報われないもんだなぁと思う。リスナーがすごくいるわけではない。たぶん、えらそーなアマチュアのくせして、たいしたことないですね、て思われる程度。
そして、農業は、うんざりしている。ずーっと、うだつがあがらない。分かったことはしょっぱの農場の状態もアレだけど、仕事への興味が最近ますます失せている。
積み重ねがないから、なんてことを考える。苦労をして傷ばかり負ったわりに、なんにもなっていない。それが虚しいが、辞めたところで、巨大な空白ができたとして、私にはやりたいことがない
隣の雑談では「目標を決めておくと、人生が楽になる」というのを話されていて、それはいいなと思った。思考のショートカットができるのだ。番組内では**「今日、コーラを飲むかどうかさえも、そこから決められる」**ということ
で、これの有用性は、私もすごく実感している。私の場合は、自動モード、というのがある。何かを考えるのではなく、考える前に実行する、という脊椎反射の動作。これのおかげで、家事ができているが、これのおかげで妻が怒り狂うことがしばしばある。
これは、言ってみれば「人生の自動モード」だ。決断にはエネルギーが必要で、それを軽減できる、というのは他にエネルギーを回すことができる。
そんなことを考えつつ、人生設計についての話を聴いてみた。
概要
プレイリスト全体の印象としては、人生設計ガチ勢は少数派。多数派は「設計なんてしたところで崩れてしまうに決まってるよ」派。
石田衣良の大人の放課後ラジオ2018年7月配信「Q.102 衣良さんの人生設計を教えてください」では、そんなもん決めたところでどうしようもない、世界経済がどんなふうになるか予測なんてつかないんだから**「副業をして稼ぐスキルをつけ、オールカントリーに投資をしたらいい」**と言っていた。2018年ならねー。
このほか、複数の番組で人生設計について言及するも「先行き不透明な令和の世の中で、設計なんてしてもしょうがなくない?」という話が出ていた。
人生設計ガチ勢としてビジネスポッドキャスト、お金稼ぐ系「1億円プレイヤーになる」みたいなことを書いてる系ポッドキャストが人生設計の必要性を謳っていた。が、言っている内容は「デカく稼ぐなら、でかい目標を立てよ!ちまちま稼ぐな、現状に満足するな!」なバブリーで、エコノミックアニマルな内容で聴いていて具合が悪くなった。
ただ、人生設計ガチ勢だけあって、桜林直子さんの意思と同様。たまたまだけなら、チャンスを逃すし、気付けないし、そもそも積み上がることがない、というのを話している。
ここは共通するんだな、と思う。
私はお金稼ぐ系は聴いていてうんざりするけど、桜林直子さんの言うことは聴くんだなぁ、ふしぎ。
男性の人生設計は社会や稼ぎといった外に向けた人生設計がある。一方、女性の人生設計には「子どもを生むかどうか」が大きなウェイトを占めており、そこから逆算されたであろう人生設計が絡む。これは大きな男女差といえる。
人生設計は期限付きと無期限のものがある
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