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#11 農業に就職・転職は当たり前の時代【農業経営ちょこっとstudy】

こんにちは。
農業経営ブースターアオハルです!

このnoteは主に農家農業経営者向け
農業経営にちょっと役立つtipsや、
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このnoteの結論はこちら!
「農業に就職・転職は当たり前だから、採用にも戦略を」


友人から採用の相談

静岡でネギを大規模栽培している友人から
こんな話を聞きました。

「最近、人が集まらないんだよね。
新卒で5人出しても、辞退続きで実際入るのは、
1〜2人がやっと
海外の実習生も始めているけど、
うまく集まらないんだわ。」

その場では、求人サイトの存在をさらっと
知らせるぐらいでしたが、
農業の人材市場がここ最近どうなんだろうと思い、
調べてみました。

【農業求人の代表的なサイト】

新規就農者統計発表

新規就農者数については、農水省から毎年発表されています。
今年は、先月末に発表されています。

https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sinki/pdf/sinki_syunou_23.pdf

新規就農者は4万 3,460 人で前年に比べ 5.2%減少し、このうち 49 歳以下は1万 5,890 人で、5.8%減少した。

全体の人数よりも、将来を見据えた時にやはり49歳以下の人数、
その内訳が今後の農業を展望するのに大事になります。

49歳以下 15,890人 
(内訳)
新規自営農業就農者 6,420人(40.4%)
新規雇用就農者   6,880人(43.3%)  
新規参入者     2,590人(16.3%) 
▼用語説明
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sinki/gaiyou/#11

過去からの推移でみると
新規自営農業就農者 (H27) 12,530人 →(R5)6,420人
半減しています。

新規雇用就農者  (H27) 7,980人 →(R5)6,880人
1000人程度減少
ただし、絶対数では新規自営農業就農者を超えています

新規参入者  (H27) 2,520人 →(R5)2,590人
はほぼ横ばいです。
他の自営、雇用就農とは別の動きをしています。
これはちょっと興味深いです。

農業に就職・転職が当たり前の時代

統計結果から農業を始めたいと思った方が、
農業法人へ就職や転職すること
もしくは、新たに法人として経営し始める人
当たり前になってきていると言えます。

冒頭の友人の話に戻せば、
確かに農業を始める方の母数自体は右肩下がりであり、
尚且つ、農業法人も複数応募して、取捨選択して就職を
決めることが当たり前
の時代になっており、
その様子を物語っているのかと思います。

人口減少になっていく日本の人口動態はこのままですので、
売り手市場は今後も継続します。
その中で、農業経営者においては如何に自社に魅力を
感じてもらい、入社を決めてもらうかが鍵となります。

自社の魅力を上げることは
給与を上げることだけではありません
待遇面以外でも他の農業法人経営体と
差別化することはできます。

この辺りはまた、別の記事でもUPしますが、
選ばれるための法人経営体となるために、
人材獲得も戦略的にし、優秀な仲間を集め、
理想とする農業経営の実践を目指しましょう。


今回も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました!
また!


農業経営ブースター / アオハルは、
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(農業生産はできません!)
農業スクール事業とか、講師や教本作りみたいな先生業
もたまにやってます。

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