見出し画像

#35 農業税務のポイント【農業経営ちょこっとstudy】

こんにちは。
農業経営ブースターアオハルです!

このnoteは主に農家農業経営者向け
農業経営にちょっと役立つtipsや、
農業に関する情報を中心にお届けします!
ネタに困ったら、それ以外も!

アオハルの自己紹介はこちら↓


農業税務の資格試験前のラストスパートです。
資格勉強のアウトプットがてらに、ポイント整理します。

農業の決算書の特徴

(1) 貸借対照表

①資産の部

a) 生物・繰延生物
減価償却資産として固定資産に計上される。生物の減価償却は、当該生物の成熟の時点から行われる。
生物及び繰延生物は、固定資産の部の有形固定資産の区分に表示される。

b) 育成仮勘定
自分で生育成熟させた生物の取得価格は、購入、代価等または種付け費、出産費、種苗費に生育成熟のために要した資料、費肥料費等の材料費、労務費経費の額を加えた金額とします。
期中においては、肥料費等の費用勘定で経理しておき、決算整理において育成に係る原価を按分して、育成費振り替え高として製造原価から除外して期日または成熟日において育成仮勘定に振り替えます。
育成仮勘定は、有形固定資産の区分に表示します。
なお、育成費振替高は、製造原価報告書の末尾において控除形式を取ります。

c) 経営保険積立金
経営保険積立金は、固定資産の部の「投資、その他の資産」に区分表示します。


②負債純資産の部

a) 農業経営基盤強化準備金
農業経営基盤強化に要する費用の支出に備えるため、経営所得安定対策等の交付金相当額を準備金として積み立てた額です。
原則としては、積立金方式として、純資産の部に区分します。
ただし、この方式は、繰越利益剰余金がマイナスになり、繰越欠損金が生ずると言うことがあります。
そのため、引当金経理方式(損金経理方式)が実際のところ、個人農家法人経営隊においてもとられていることが多いです。
指ケアで緊急理方式によって積み立てる場合は、損益計算書において農業経営益盤強化準備金繰り入れ額として特別損失に表示をします。また過年度の損金経理によって引当金として計上された農業経営基盤強化準備金を取り崩す場合には、損益計算書において農業経益盤強化準備金戻し入れ額として特別利益に表示します。


今回も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました!
また!


農業経営ブースター / アオハルは、
高い目標に向けて突っ走る農家の伴走支援とか、
(農業生産はできません!)
農業スクール事業とか、講師や教本作りみたいな先生業
もたまにやってます。

変なヤツ、面白いヤツとか興味を持っていただけたら
「スキ」「フォロー」もよろしくお願いします!
X(twitter)もやっていますので「コメント」もぜひぜひ、お気軽に!

https://twitter.com/agri_aoharu

お仕事依頼はこちら▼

<HPは絶賛工事中。できたら公開します。>


いいなと思ったら応援しよう!