2023年は息子と過ごした大切な1年でした
2022年11月、第一子となる男の子を出産。2023年は、1日中息子と一緒。毎日一緒。振り返ってみると、あれ?なんだかよく思い出せない…。ただ愛おしさで溢れ、幸せだなあと感じることがたくさんあった1年であることは間違いない!
息子が6ヶ月を過ぎるくらいまでは、孤独との戦いだったような。そして、将来への不安。焦り。多少時間のある今、わたしにできることってなんだろう。ストイックな性格だったらな、有能な人間だったらな、そんなどうしようもないことを考えることが多々。息子はどんどん成長するのに、わたしは置いてけぼりだ…。そのうえ息子は、すばらしい笑顔を振りまいてくれる。悔しいけど素直に癒やされることにして、ありがたく抱きしめる。この抱きしめた感触、匂い、どうにか保存できないものか。
毎日を充足した日々に変えられるのは、自分だけ。他人と比べる暇があれば、できることをコツコツと。無条件に癒やされた結果、切り替えられた気がする。
1歳になった息子が卒乳すると、夜泣き対応以外は生活リズムが整う。朝5時起きの資格の勉強が自分の大事な時間となり、その分日中たっぷりと息子と向き合えるようになった。前よりずっと一緒に遊ぶのが楽しい。毎日どこに行って遊ばせようか、どんな本を読もうか、何を作り食べさせようか、そんなことで頭がいっぱい。徐々に知恵がついてきた息子を見て、わたしがすべきはお世話だけじゃなく、教育的な部分も!と強く意識するようになる。絵本選びが楽しくなる。
ほぼワンオペだったけれど、夫には感謝できること・できるときには伝えつつ、要らないことは言わないでおこう、と口をつむる。たまに意地悪なことを言ったり、イライラして、反省。まずはgive、give、giveと言い聞かせ、いつの間にか夫が手放した家事をこなす。
休日に息子よりも長い時間寝るのだけは来年から辞めてほしいな…。
毎朝、息子におはようと言うことが、こんなに素晴らしいなんて知らなかった。はいはいで駆け寄ってくれて、抱きしめて、愛おしさでいっぱい。あー、人生で一番楽しいときを過ごしている気がする。美味しいものは最後に食べたい的な、うまく表現できない「惜しさ」を感じつつ、明日も似たような毎日を繰り返すんだろうな。
今年1年、夫、息子ありがとう。
来年もどうぞよろしく。