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ご飯とともにあるもの、ここ新潟。
新潟といえば米のイメージが強いです。僕もその様なイメージを持っている一人です。
米といえばコシヒカリ。日本で最も有名な品種と言っても過言ではないかと思います。コシヒカリは昭和19年に「農林22号」と「農林1号」とを掛け合わせ、福井県で系統育成されたもので、昭和31年新潟県が奨励品種に選定したことで、農林100号としてコシヒカリが生まれました。実際は福井県で育種されたものなのです。
新潟県ではその米大国と言われるほどの豊富な土地柄から新潟米の産地MAPまで出ています。笑
さて、これは前置き。 そんな新潟に飛び込んできました。
新潟大学の友人の誘いから、新潟県新潟市内野へ。内野は新潟大学から近くの地区で、昔からの街並みが残っている小さな町です。
そんな内野の"面白い"という米屋さんにお邪魔することに。
米屋の平塚さん。
「出身どこなの?」
と、優しくどこかのほほんとした声で話しかけられました。
出身を答えると、
「こういうお米好きでしょ?笑」
「ええええええ、なんで笑笑」
なにやら出身でだいたいどんなお米が好きなのかわかるとのこと!
米屋は創業約100年ほど。
あ、そっか。
昔は自分たちの米が一番美味しいって思っていたんだと思います。
現に、農家さんに話を聞くと、
「うちの〇〇が一番うまい」
ってよく言われます。それはごもっともですよね。
自分にはそんな地域性のかけらもない生活をしてきた?ので、改めて実感しました。
飯塚さんが選んだ三つの地域(新潟平野、六日町、佐渡島)のお米で食べ比べが始まりました。それぞれに、どこのお米かを食べ比べて、自分が一番感じる「美味しい」を確かめます。
写真に写っているのはさくらさん。「コメタク」という名で内野で活動しています。この素敵な場所も「コメタク」の活動拠点となっている内野暮らし研究所です。
初めはお米だけで。じっくり噛み締めて食べます。
意外と、お米だけでもこれだけ違うのかと「はっ」とさせられます。
「あ、これちょっと甘みが強い。」
「なんだろ、粘っこいぞ。」
「んー。なんだかわからなくなってきた。」
「いいや!多分これ!」
こんな感じで、自分の好きな米が。選んだものは新潟平野。
オーソドックスなのかな笑
なにあれ、美味しくいただきました。
この時は、一人一品持ち寄りでご飯のお供を持ってきました。
内野ではこの米屋の空きスペース、"内野暮らし研究所"で朝ごはん会をしているそうです。
朝、この時みたいに一人一品持ち寄り、机を囲みます。
大学が近いこともあり、一人暮らしが多いそう。
朝から顔を合わせて、一緒に食事をとる。核家族化が進んだ時代からタイムスリップしたかの様。
ご飯とともに、会話が進む。米を囲む新潟と人。
米から暮らしを探している内野の素敵な一面が見れました。