ゆかりんHoney bunnyツアー栃木公演の感想・遠征録
某駅→北千住
オタクの朝は早い。いや、今日は別に早く起きる必要もないのだと思うのだが、普段の平日よりも少し早めに起きて、少し早い地下鉄に乗り込む。今日は12:30からの物販の整理券を持っているのだが、どうせなら少し前にグルメを堪能しようと仲間うちで話をしていて、11時宇都宮集合ということになった。どういう行程で宇都宮に行くか悩んだのだが、どうせなら東武宇都宮線を乗りつぶしたいし、せっかく東武に乗るなら東武特急にも乗っておきたい。前日夜に時刻表を眺めつつ、北千住から栃木までのリバティの指定券を取ったのだった。
北千住8:43→栃木9:39 リバティきぬ109号
北千住駅は通勤客で溢れていて、コンコース上の蕎麦屋と牛丼屋は朝定食を食べる人たちですべて埋まっている。そんな中、駅の端のほうに歩いていって、特急ホームに入ると人の数は少なくなり、少しゆったりとした時間が流れていく。
発車時刻が近づくと観光客と思しき人たちが増えて行って、各車両数名が列をなしてリバティに乗り込んでいく。特急リバティは直線的な伊勢崎線を一気に北上していって、1時間足らずで栃木駅に到着した。
栃木9:48→新栃木9:51 / 9:57→東武宇都宮10:32
栃木駅からは普通列車に乗り換え。宇都宮線の始発駅である新栃木駅まで1駅乗り、跨線橋を渡ってホームを歩いていると、後ろから「あごてつさん」と呼びかけられた。振り返ってみるとうご凛さんで、Xを見る限り恐らく同じ列車だろうと思っていたのだが、予想通りここで合流となった。
単線の東武宇都宮線は、田畑の隙間や住宅の裏庭を縫うように走っていく。宇都宮に近づくと車窓の建物の密度も上がっていって、大通りと立体交差をして大きなカーブを曲がると東武宇都宮駅が見えてきた。
宇都宮
駅を出て、適当に街を歩きながら集合場所のラーメン屋の目の前まで着いたのだが、店の目の前のカレンダーの9月18日のところには大きく×印がついている。今週は3連休もあって曜日感覚がズレているのだが、今日は水曜日。そういえば休みの飲食店もあって当然で、爆笑しながらてちちさんの到着を待つ。
11時を回り、周辺の餃子屋へ。平日ということもあってどのお店も空いていて、すぐに入ることができた。餃子よりも少し小籠包に近い変わり種のような感じでもあるのだが、とても美味しくて、宇都宮名物を堪能することができた。
栃木県総合文化センター
会場に着き、物販を待つ。平日の12時だがそれなりの人がいて、いつものように物販列が進んでいく。今日はプレゼントボックスは開場後に設置されるようで物販コーナー内には設置が無かった。
県庁前13:20→宇都宮駅西口13:29
「ちょっと乗り鉄してきまーす」と宣言して向かう先は宇都宮駅。一応、乗り潰しをやっておきながら、開業1年以上たっても宇都宮のライトレールを乗っていないのは怠慢に近い気もするが、まあ機会がなかったと適当な言い訳をしておこうか。県庁前バス停まで歩いていき、適当にバスに乗り込んだ。大通りをまっすぐ進み、橋を一つ渡ると宇都宮駅が見えてくる。
宇都宮駅東口13:46→芳賀・高根沢工業団地14:31
電停は真新しくて、大きな駅名標と黄色くて流線型の車両が目を引く。適当にボックスシートに腰掛けていると、座席は徐々に埋まっていって、半分ほどの席が埋まるころに発車時刻になった。駅前の通りを駆け抜けていくうちに眠気がさしてきて、気が付けば終点の1駅前に停まっていた。道の両端に田畑があるような郊外の大きめの道の真ん中を路面電車が走るというのは、どこかシュールなような気がするが、そういう場所を抜けると工業団地が現れる。交通量の少ないその道をしばらく走ると終点に到着した。意気込んだ乗り潰しの割に9割以上は眠っていて、なんとも呆気ないライトレール完乗である。
芳賀・高根沢工業団地14:52→駅東公園前15:30→宇都宮駅
芳賀・高根沢工業団地電停の周辺は大きな駐車場と工場が並んでいて、コンビニもなければ適当に散歩できるような小道もない。暫く駅前に佇んで仕事のメールを返すと、折り返しの電車に乗り込む。さすがに帰りくらいは起きていようと車窓を眺めていると、他の路面電車やライトレールとは少し雰囲気が違って、郊外の通りの真ん中を進んでいく。しばらくすると専用軌道の区間に入り、栃木グリーンスタジアムの真隣を通ると市街地が近づいてきた。
そのまま駅まで行っても良いのだが、せっかくなら適当に駅前を歩いてみようかと気まぐれに降りて、小腹を満たすために適当にお店に入り、駅に向かって歩いていく。幸い店に入っている間に雨をやり過ごせたのだが、雨上がりの蒸し暑い中宇都宮駅を目指していく。
宇都宮駅西口16:41→県庁前16:48
17時前くらいに会場に着くのがちょうどいいだろうと、西口のバス乗り場に向かう。スマホで適当に調べる限り、どうも目の前のバスが県庁前を経由するようで、それに乗り込んだ。車内は冷房が切られていてとても暑い。動き始めたら冷房が付くのかと思っていたのだが、そういうわけでもなくて、湿度が高くとても暑いバスに揺られること数分、県庁前バス停に着いた。
栃木県総合文化センター
今日は17時半開場ということもあって、珍しく入場前に日が暮れていく。会場に入ると、2階席と1階席が繋がっているような少し珍しい構造で、全体的にコンパクトな作りなのかステージがとても近く感じる。今日は17列目後方だが、感覚的には9列目くらいかもしれない。会場内を歩いているとじゅんちくさんに出会った。今回のツアーを通じて顔と名前が一致する人が多くなってきたのが嬉しい。
Poppin' Magic
10日ぶりに見るゆかりんの笑顔、今日は会場のコンパクトさもあって表情もはっきりと見える。”それは優しい奇跡”、その瞬間、ゆかりんが驚いた表情をしたように見えた。”You are only one”、”We are only one”の声を出した時、自分の声が前に進まず跳ね返ってくるように感じた。今までのどの会場でも感じなかったほどの音の圧を感じる。ホールの構造なのか、王国民の本気なのか、コールがとても大きく響いてくる。それでいて歌声もはっきりと聴こえてくるから、ホールの構造と音響が余程いいのだろう。
個人的な話で恐縮だが、この日に出すお手紙を書く時に過去のお手紙の下書きを読み返したのだが、昔出したお手紙とこの曲の歌詞に共鳴する部分を見つけて、今日はどこか特別な曲に聴こえた。
好きしかありえない
ゆかりんが輝いて見えてくる。”いつでもどこでも愛してる”からの口上は、どの会場よりも大きく響いていて、私も負けじと大きな声で叫ぶ。ゆかりんが奏でる歌詞も、客席からこだまするコールと口上も、その空間には好きの気持ちと愛以外は存在していなかった。
MC
今日の会場は声が響くというゆかりん。音響スタッフも大変らしい。客席全体を見渡すと、3階・4階端のバルコニー席を弄り始める。3階・4階バルコニーの後方列は見切れの部分が多いらしく、ステージのどのあたりまでが見えるのか、客席を巻き込んだ検証作業が始まる。席によっては中央を少しでも外れると見えないそうだが、全ての席の人たちに楽しんでもらおうとするゆかりんの優しさが垣間見えた。
Sweet alert
イントロのゆかりんの振り付けに魅せられてしまうが、客席からは迫力のあるクラップが鳴り響く。“一度は許しても”からの、歌詞に合わせて顔の横で指を振るゆかりんがとてもかわいい。曲中の声色の変化、振り付け、聴いていてとても楽しくて、この曲がすぐ終わってしまうのが惜しい。
キャラメル
穏やかな鍵盤が鳴り響いて、可憐で優しい声のゆかりんが歌い始める。この歌声と振り付けがもたらす心地よさと癒しは至高というほかなくて、この曲の世界観に溺れてしまいたい。“お鍋の底を”からの一節で右手を前にのばしてクルクルと回すゆかりんがかわいい。
トーキョーキャンディーガール
有明とは違って少し小さめの会場ということもあるのか、ステージも客席もダンスのクオリティもキレも一段違って見えてくる。色々な普及活動の成果か、メイツの振りコピが完璧な人も増えてきたような気がする。サビのところではゆかりんも片手で踊っていた。
映像
今日の映像コーナー1つ目は大阪公演と同じくフルイドアート。オレンジの塗料を入れる量が多すぎたらしく、キャンバスにはオレンジ色の海ができあがる。これにはゆかりんも「わー宇宙みたーい」と棒読みで言葉を発するしかなく、鮮やかで振り切った作品ができあがった。ちなみに、作品タイトルは「Bone」。大阪公演では映像上”Born”と表記されていたが修正されていた。
エアシューター(アコースティック)
映像が終わって男爵が入場すると、紫色の美しいドレスを着たゆかりんが入ってくる。この曲を歌うゆかりんの声はとても可憐で、歌詞に合わせて揺らめくペンライトもとても綺麗に見える。CD版よりもゆったりとしたテンポなのか、落ち着いた綺麗な歌声が届いてくる。
MC
今日の会場は雨のように拍手が聞こえるらしく、高崎に似ているという話から、高崎と宇都宮の関係性の話に。高崎と宇都宮(正確には小山)は両毛線で連絡されているが、この両毛というのは旧国名の上毛野と下毛野の総称らしい。どういうわけか危ない話題になりかけて軌道修正。会場には今日が今回ツアー初参加という人もいるらしくて、ネタバレ回避のために必死だったらしい。
お気に召すまま(アコースティック)
エンゼルのパーカッションから曲が始まっていく。ゆかりんは歌詞に合わせるように先程のMCで話題になったツアー初参加の王国民に目線を合わせて歌っていく。こういうところから垣間見えるゆかりんの優しさが嬉しい。今日もこの曲を歌うゆかりんは楽しそうだった。
嘘(アコースティック)
ラビさんが奏でるピアノと、真っすぐゆかりんに降りそそぐ照明が、歌声に乗る切なさを増幅させていく。ゆかりんの歌声は曲の終盤に差し掛かっていくにつれて感情が増幅されていって、最後は声に涙が乗っていた。ゆかりんはこの曲を歌い切ると、吐息を一つだけマイクに乗せて、心に大切な何かをしまい込むようにマイクのヘッドを掌で包み込む。そして首を少しだけ傾げて、少しだけ無理をしたようなけなげな表情でステージを去っていく。この一連の所作に、心を直接掴まれて振動させられたような、そんな感覚がした。
映像
今日のバーチャルデートは山編。ロープウェーに乗って展望台から景色を眺めた後は牧場で牛に乳やり体験。子牛のパワーに翻弄されるゆかりんがかわいい。牧場の後は木陰でバーベキュー。野菜中心でヘルシーなバーベキューになった。
スーパーノヴァ
紗幕が降りてくると、幻想的な光景が目の前に現れてくる。ステージ中央で佇み、歌うゆかりん。ゆかりん一人だけがいて、その声だけが響く空間に一つ、また一つと星が生まれていって、瞬き、流れ始める。ゆかりんが歌声で作り上げていくその世界は、言葉では表現し難い美しさがあった。そして歌声に操られるように、ゆかりんを中心にして星々はダイナミックに動き始める。ゆかりんが創り上げて操っていくその場所は、切なさと美しさで構成されたファンタジックな世界だった。
逆蜻蛉
ステージ向かって左側、ちょうど私の正面あたりの紗幕の隙間からゆかりんが出てくると、ステージが真っ赤に染まって紗幕が落とされる。今日の逆蜻蛉はいつもよりも激しいような気がして、時折客席側にも青色の照明が降りかかってきた。ゆかりんは笑顔でこの曲を歌い上げた。
null
曲が始まると、一つずつ照明が灯っていって、青と昼光色が織り成す落ち着いた空間ができあがる。ゆかりんは一言ずつ、歌詞の文字列を言葉にしていくように紡ぎ出していく。この曲のゆかりんの歌声はとても好みで、毎回吸い込まれるように聴き入ってしまって、気が付けば終わってしまっていた。階段を上っていくゆかりんを眺めながら、もう終わってしまったのかと呆然とするのは何度目だろう。
映像
映像の2つ目はフルイドアートの後編。夏休みの工作の裏話が語られつつ作業が進んでいくが、1回目の反省を踏まえて塗料を少なくした関係か、塗料の性質か、予想に反して青色の層が広がらず、困惑するゆかりん。日本RPG界の双璧を成す2作品が融合したような作品が完成した。
You Are The World!
ポップアップからゆかりんが登場すると、華やかでエッジの効いた空間ができあがる。この曲ではゆかりんはステージ左右に動き回るのだが、最初のMCを踏まえてか、ゆかりんは左右の3階席、4階席のほうに目線を向ける機会がとても多かった。
後ろから前から
曲が終わると、ゆかりんは真後ろを向く。そしてイントロが流れ始める。この曲は東京Day1でセトリに入っていたこともあって、もうこれでツアー最後なのかもなとも勝手に思っていたのだが、また聴くことができた。曲中の”ゆかり”コールも定着してきて、大きく響いていた。この曲の歌声と振り付けがアダルティで魅了されてしまう。
Paradoxx.
「後ろから前から」の直後に聴く「Paradoxx.」は、前の曲の雰囲気に引っ張られるのか、イントロ前のラビさんの独奏も流れ的に自然だからなのか、少しだけ大人っぽく聴こえてくるような気がする。この曲のBメロのクラップもホールの関係かよく響いていて、曲中の感情が加速していく部分とよく合っていた。
映像
ドキュメント映像は有明の初日と2日目の様子。有明の本番直前、緊張のあまり今からは入れてスマホで簡単に見積もりがとれて掛け捨てではない保険を探したくなってしまうラビさんとゆかりんに爆笑する。有明2日目では昼寝をするゆかりんがかわいい。
Vanilla Lover
ゆかりんが舞台袖から登場して、頭の上でクラップを始める。ダンスの時間の本番が始まる。東京2日目の”本番”が終わったからなのか、ステージも客席もリラックスして躍っているような気がする。前列中央に面白い人がいるのか、時折メイツを見るゆかりん。曲の終盤では歌声に笑いが乗っていた。
MC
最前列の中央ブロック両端の人たちがあまりにもアグレッシブで個性的なダンスだったようで、歌詞を間違えそうで直視できなかったというゆかりん。その後、話題は「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の話に。サブアカウントでは1回で引けたキャラクターが本アカウントではずっと引けないらしい。ポイントを稼ぐために見た広告の話は……、ここで時間切れになった。
Wonder habit
一瞬にして可憐な空間が完成する。相変わらず口上はとても大きくて、どの会場よりも響いている。サビのところの振り付けもかわいいのだが、”ほら耳を立てる”の歌詞に合わせて右手を耳の位置に建てる振り付けがとてもかわいい。“わがままも可愛い”の歌詞に合わせて”かわいい!”のコールが響いた。
期待しないで
ピンク色の照明が灯り、ゆかりんが甘くて可憐な声で歌い始める。間奏のメロディに合わせた口上も今日ははっきりと聴こえてくる。もう何度も書いている気がするのだが、この曲の振り付けは、特にサビのところがとてもかわいくて見入ってしまう。その部分だけループで観れないものか。
La La Love call
コールが大きくこだまする。“そばにいたい気持ち”の歌詞に合わせてゆかりんは客席側に手を伸ばし、客席側はゆかりんに向かってペンライトを伸ばす。サビの“Yesと言って”の直後にYesを連呼するコールを入れている人の声も聞こえてきて少し面白かった。メンバー紹介でのメイツのダンスは今日もキレキレだった。
Exactly
畳みかけるように曲が始まり、号令が鳴るかのように一斉に客席が揺れ始める。Bメロの被せはものすごい音圧なのだが、歌声も負けることなくこちらに届いてくる。この曲で一気に体温が上がるのを感じるのは今日も同じだった。
逢うたびキミを好きになる
金と銀の特効テープが空を舞う。ゆかりんは1番冒頭でステージ上のセンター左右に置かれた機材に腰掛けて足を組みながら歌っていて、そのシルエットはとても美しかった。曲の最後の“太陽はずっとずっとキミだよ”の部分は、ここ数回客席側に投げかけるように歌ってコール&レスポンスのようになっていたが、今日はゆかりんが歌い切った。客席側からは無数のペンライトがゆかりんに向かって伸びていて、ピンク色の綺麗な花道の上で歌っているように見えた。曲の最後ではみんなでジャンプ。思わずいつもよりも高めに飛んでしまった気がする。
encore
Only oneのあなたのせいよ
照明が暗転すると、大音量の”ゆかりん”コールが一瞬にして鳴りやんで、イントロが流れ始める。この曲は間奏のところでゆかりんが飛び跳ねながらクラップをしているのがとてもかわいい。”心が磁石”という歌詞に合わせて、ペンライトが真っすぐゆかりんのほうに伸びる。Bメロでは(声自体は小さかったが)被せPPPHの声も聞こえたような気がする。
MC
今日は声が大きくて耳が痛いというゆかりん。明日朝は8:45から健康診断の予約を入れているらしい。血液検査がある都合で、前日21時以降は夕飯を食べられないと思い込んでいたゆかりんだが、病院からの予約確認電話の時に0:45まではご飯を食べられることが発覚して楽屋で小躍りしていたらしい。その後、話題は楽屋のパンの話に。メイツの楽屋のパンのラインナップが少し変だったらしい。このタイミングで1階後方の人が1人帰るようで、ゆかりんがお見送り。「今から仕事です」と言いながら笑顔で会場を後にしていた。
くちびるプラトニック
ステージが水色に輝き始め、「くちびるプラトニック」が始まる。コールが入る部分では、ゆかりんは耳に手を当てて少しだけこちらに身を乗り出してくるのだが、その仕草と表情がとてもかわいい。サビの部分では大きなハートが描かれる振り付けがあり、それに合わせるようにピンク色のペンライトが一斉に大きく動く。
うらはら兎のねがいごと
この曲が終わると、1か月ほど間が空くのだが、そんなことは全く考える余地もなく、最後まで全力でコールを叫んでいた。そのお陰か、翌日は1公演とは思えないほど喉がボロボロだったのだが後悔はない。”かわいいよー!”のコールは過去一の大きさだったような気がする。ゆかりんはかわいく飛び跳ねてこの曲を歌い終えた。
挨拶
ステージ上にラインナップして一礼する。ゆかりんはメイツと男爵を一人ずつ見送っていくのだが、メイツの4人と一人ずつハグしていった。後々Xで知った話だが、どうもメイツに今回ツアーラストのメンバーがいたらしい。会長との一瞬の駆け引きが面白かった。その後、ゆかりんは客席に向かって丁寧に手を振っていく。最後にはMCで話題になった最前ステージ向かって右側の王国民と握手をしていたのだが、その人の感激した様子がとても幸せそうだった。
今日はみんなの声が振ってきたというゆかりん。今日はゆかりんもとても楽しそうだった。
終演後
ホールを出て、お馴染みのメンバーと合流する。大通りに出てバス停を見るが、遠目に見ても長蛇の列で、意を決して通りを歩いていく。駅前で適当なラーメン屋を見つけて駆け込んだ。
宇都宮22:54→東京23:44 やまびこ70号
新幹線改札を入ると、たくさんの王国民が新幹線を待っていた。1本前のつばさ160号、最終のやまびこ70号とも発車間際には多くの人がエスカレーターを上がっていく。
すぐに大宮駅に着き、眠気が強くなってきたころに東京駅に着く。真っ暗な東京駅は今回のツアーで何回目だろうか、すっかり見慣れた光景になってきた。
東京→某駅
地下改札を出て地下鉄のホームに向かう。いくつか乗り換えて家に帰るのだが、乗り換え先のダイヤが乱れていて、自宅最寄り駅の1駅手前で運転を打ち切られたり、ホームで数分待たされたりと若干のトラブルに遭いつつ家に帰っていく。次は1か月後、ついにツアーは最後の倉敷・松山公演を残すのみとなってしまった。遠征先で飲んで終電で家に帰り、翌朝仕事に行くというのも今回のツアーでは最後。名残惜しさを感じながら家の扉を開けた。