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20代、初めての転職活動を始めるにはどうすればいいの?

こんにちは、アグーです。
わたしたちは、主にアメフト部をはじめとした体育会出身者に特化して、ES添削や自己分析、面接対策などをサポートする就活・転職支援サービス「Huddle(ハドル)」を運営しています。

今回は実際に約500名の求職者に向き合ってきた弊社カウンセラーへ、初めてだからこそ気をつけなければいけないことや、具体的に何から始めればいいのかなど、転職の1歩目についてお聞きしました!

!この記事のまとめポイント
まずは「本当に転職が必要なのか」を見極める
■職務経歴書や履歴書は一人で作らずに誰かに相談しながら進めること
在籍年数に捉われず、転職を考えだしたタイミングでキャリアに向き合う

まずは「本当に転職が必要か」見極める

ーーズバリ、20代初めての転職活動は何から始めたら良いですか?

まずは「なぜ転職したいのか」転職の目的を整理してほしいです。
それが転職の根幹になるので、定まらない限り転職先の選び方や、面接の際の志望動機の作成が無駄になる可能性が高いです。

もちろん転職を考える背景には、スキルアップや不満の解消など、人それぞれ理由があると思います。転職の目的を整理するときに気を付けなければいけないポイントは2つです。

★転職の目的で気をつけなければいけないポイント
①「転職」という選択肢しかないのか
②「現職」に残る選択肢はないのか

ーーなるほど…!

具体的な例として「上長から評価を受けていなくて、転職を考えています」という相談を受けたことがあったんです。

ですが、それって評価を「受けていない」わけではなくて、自分自身がそれを「知らされていない」だけだったということもあるんですよね。

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※画像はイメージです

ーー会社としては評価しているけれど、自分が知らないだけということもあると。

はい。その人の転職の目的は、評価が公平且つ自分の実績がちゃんと評価されることです。

それを解消することを考えると、「そもそも何で評価されていないんだろう?」っていう議論になりますよね。

ーーまずは本当に転職する必要があるのか、しっかり考えた方が良さそうですね!

転職を決意したらやるべき2つのこと

ーーそこから転職を決意した場合、まずは何をすれば良いでしょうか?

まずやってほしいことは大きく分けて、2つあります。

★転職を決意したらやるべき2つのこと
①求人について情報を集めること
②書類の作成(職務経歴書や履歴書 等)

1つ目の「①求人について情報を集めること」は、もちろん具体的に求人にどのようなものがあるのかを調べるということも必要ですが、「どうやって求人が出ているのか」から知ってもらったほうが良いと思います。

2つ目の「②書類の作成(職務経歴書や履歴書 等)」は中途採用は9割近くが書類選考から始まるんです。もし求人を見つけて自分が「応募したい!」と思った時に書類が手元に無ければ、応募期間を過ぎてしまいもったいないことになり兼ねません。

尚且つ、職務経歴書を書く際に自分が今までやってきたことを棚卸しをすると、自己分析がやりやすくなります。

ーー受けたい企業があるのにチャンスを逃すのはもったいないですよね。
職務経歴書を作成する上で気を付けることはありますか?

学生の時のエントリーシートに似ていて、例えば体育会出身の人が相手がその部活を知っている前提で部活の経験を書くと伝わらないんですよね。

これは仕事でも同じで、相手が自分の属している業界の言葉や、業務内容を知らない前提で丁寧に作成しないと伝わらない可能性が高いです。

例えば営業職の場合、実績の部分は数字を伴って記載したほうが良いです。目標に対して業績はどれくらいだったのか、部署には何人いたのか、など自分の置かれた環境を数字を用いて表すべきですね。

営業職以外の方でも、職務経歴書には必ず現職がどんな会社かという全体像を書かないといけませんが、特に営業職の場合は競争するお仕事なので、どんな立ち位置にいたのかという部分を数字を用いて表すことが大事です。

ーー話を聞けば聞くほど、職務経歴書を一人で作るのは難しそうですね…。

難しいと思いますね。
私も実体験でありますが、職務経歴書のサンプルを参考に作成し自分の経験の棚卸しが不十分なまま書類を提出して選考に臨むことがありました。しかし、面接で転職前の会社での経験や強みについてまとまっていないまま話すことが多々あり、本当に苦労しました。

もちろん書類関係の作成をエージェントに頼ったり、サンプルを参考にする事も良いですが、実際に自分自身の印象に残っている経験ではない内容になる場合があるので、内容から一緒に考えてくれる人がいた方がスムーズに進められると思います。

ただ、添削の部分で言うと、色々な書類を見ているエージェントの方が知識を持っています。転職の目的の整理や書類作成で困った場合は、企業紹介だけでなく、書類添削もしっかりと向き合ってくれるエージェントに相談することが一番良いですね。

ーーたくさんの転職希望者と向き合う中で、初めて転職をする人がつまずきやすいポイントはありますか?

中途採用と新卒の面接で違う部分は、下記3点の一貫性です。

★中途採用の面接で意識するべき3つのポイント
①1社目を選んだ理由
②退職する理由
③新しい会社の志望動機

上記のアウトプットや、転職の目的がまとまっていないと面接官にも伝わらずに終わってしまうので、つまずく方が多いですね。

例えば営業以外の職種から営業職へ挑戦するときに、企業側からすると「新卒のときに営業を選ばなかったのに、なぜ転職先に営業を選んだのか」ということです。

そこの背景が納得できる理由かが重要で、アウトプットをしっかりとまとめないと、新卒のときに選ばなかったのになぜ今更?という感じで懐疑的に見られてしまいます。

ただ、面白そうだからとか、今営業の仕事を知ったからとか、楽観的な理由のみだと印象があまり良くないですね。

「とりあえず3年働く」って正しいの?

ーー転職を考えていなくても、定期的に自分のキャリアを見直すことは大事ですか?

大事です。日本ではエージェントやキャリアコンサルタントなどキャリア相談の場が身近になってきたと思います。

キャリアコンサルタントというのは転職前提で話をする相手ではなくて、自分自身がキャリアをどうすべきか、という聞き手役になってくれるカウンセラーのお仕事なんです。

その人と定期的に面談することによって自分のキャリアをどうしたいかの振り返りの場になるので、定期的にキャリアを見直すことは大事ですね。

ーーよくある「在籍3年」というのは分かりやすい指標なんでしょうか?

実は、20代に関しては大きく関係する指標ではないと思います。

むしろ、一般的に第二新卒と呼ばれ、在籍3年未満の人を採用の対象とする企業も非常に増えてきています。
「3年」という単位はどちらかというと転職を複数回繰り返している人が1社の在籍年数が3年以上あるか否かを見られることが多いです。

さらに言うと転職では20代の市場価値は高いですが、「20代を採用したい!」と思っている企業側は在籍年数などの限定的な情報よりも、ポテンシャルとして採用したいと思っている可能性が非常に高いです。

なので、年数よりも自分がしてきた経験やスキルと、自分がなぜそれを成し遂げたいのかという新たなフィールドへの思いが合致すれば、年数は全く問題にならないと思います。

ーー固定概念で「3年は働くべき」というイメージがありました…。
在籍年数に捉われずに、転職を考えだしたタイミングで自分のキャリアに向き合うことが大切なんですね。

最後に

転職というものに対して、人によっては「今の会社を裏切る」とか後ろめたいイメージを持っていると思います。

でも、他方の捉え方では「もっとチャレンジしてみたい!」「より活躍できる場所が他にあるかもしれない」という気持ちもあると思います。「自分のキャリアと向き合って前進しているんだ!」という捉え方をすると、あまり重く考えすぎずにしっかりと転職に向き合えると思います。

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ご覧いただき、ありがとうございました!

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