グローカルプログラムを終えて
お久しぶりです。
このたびグローカルプログラムというものを終えて、ようやく落ち着いたので、たくさんの課題をやらなきゃいけないようなのですが全てあっちらへんに置いておいて、忘れないうちに書いておく。
追記:この記事を書いてから投稿までにややタイムラグがあります。ちゃんと課題は終わらせました。
結論
めちゃくちゃ楽しかった
という話になります。
これから協力隊行く人でちょっとでも不安のある人はやるべき。と素直に言える。
といっても活動先次第で全然活動内容が違うので、私たちは中でもグローカルプログラムの目的を理解してくださって全面的にバックアップしてくださる活動先だった、ラッキーな実習生だっただけかもしれない。
まず、なにをするの??
これが実習に行くまで何もわからず、一番不安だったところ。
まずは4日間のホテル隔離があり、その間にオンラインで講習を受ける。
それぞれの自己紹介をしたりグローカルプログラムの目的などを聞いたり。
その後派遣先へそれぞれコーディネーターの方の付添いで向かう。
(私の場合ホテルで体調を崩しホテル隔離が9日間に延長された。この後も病院通いなどでみなさまに多大なご迷惑をおかけすることになります。お身体大事にしましょう。)
活動内容については受け入れ先によって全然違うということが報告会のときにわかった。
ちなみに報告会は中間と最終で2回あり、実習生がお世話になっている派遣先の方や地域の方を呼んで会場とオンラインでハイブリッド開催されるもの。オンラインで参加すればほかの実習生の発表も聞ける。
1週間程度の間で日程調整され順番に行われる。パワーポイントを作成し発表した。
たまたま私の実家先はグローカルプログラムの運営そのものを委託されている会社の中の、鳥取県内で地方創生に取り組んでいる事務所だった。
だからグローカルプログラム自体の意義や目標を理解してくれていて、ミッションは一つ与えられたが、それ以外は自由にやっていいよという感じだった。
他の方々は明確に何か仕事を与えられている人もいれば、派遣先の職員と同じように働いていたり…派遣先によって本当にさまざま。
実際に私がやったことは、地域の方々とお知り合いになるために挨拶回りをして、小さな(10人規模の)イベントを行い(実際には一緒にいてくださった同期隊員がメインでしたが)、地域のイベント(田植えとか、フリマのようなものとか、色々あるのです)に参加し、公民館の集会に参加し、最後に100人以上集まる大きなイベントを企画したという感じ。
書くとさらっとしてしまうが、
ミッション達成のために何をやったらいいか考えて、リサーチして、実際にやって、反省して、結局どうしたらいいんだ〜〜!!ってなって、
たくさん悩み、自分の存在価値を見失い、チラシ作ったり書類作ったりが慣れなくて時間かかりで、めっちゃ忙しかった。
でも振り返って数えたら、ちょっとでも話した人が500人以上いることがわかり、最終報告のときなんかは、すごくお世話になった方々が泣いてくださって(先に泣いたのは私です)、ギュッと密度の濃い〜3ヶ月間でした。
始めは理学療法士として何かしなきゃ!って思ってたのが、喜んでくれるならなんでもいい!って思えて、絞り出したのがアイシングクッキーだったり。(はい、うまい)
どんな事を学べた??
協力隊に行っても一緒だなって思えたのが本当に学びだった。
もともと荷物の多い私だけど、タオルは最小限でよくて、でも上の服は色々バリエーションあった方がいいとか、趣味の道具は持って行ったほうがいいとか。(私の場合お菓子作りが趣味なので、型とか泡立て器とかくらいは持ってきとけばよかった)
あとは派遣国には書道の道具や折り紙や、色画用紙やマスキングテープなんかを持って行きたいと思ったり。
逆に食べ物はそんなに持って行く必要ないなとか。
自己紹介するとき、住んでいた地域の話をするとき、こういう話が喜ばれるんだなあというのもなんとなくわかった。
あと帰ってきてからこんな話を聞きたいという情報も知れた。
現地の人の文化の豆知識のような、一緒に住まないとわからない小ネタが欲しいとか笑
あと現地で切手と布を買って来ようと思ったり。
民族衣装も一枚あると使える。とか笑
それを現地で初めて気付くんじゃなくて、予め練習できるって素晴らしいなと思った。
日本語も通じるし。
今回はたまったますっごく頼れる最高のパートナーと一緒に、OVだらけの最高の実習先で活動ができたけれど、現地だとそうではない可能性の方が圧倒的に高いし。
知り合いが増えたのもすごくありがたくて、OVだらけだから現地の生活の話も聞けた。
地元の方ともラインや電話番号交換し、早速先日深夜にめちゃくちゃお世話になった町のお母さんと電話した笑
私たちの活動に興味を持ってくれて、応援してくれる人が身内以外にいるってめちゃくちゃ心強い。頑張らないとっていうやる気になる。
という、得られることってすごく大きかったよって話。
逆に参加しない方がよかったわって思うことはないの??
これもめっちゃあった。笑
深く考えずに参加を決めたので(前記事参照)
仕事3/29が最終日で4/4からグローカルで、家族とゆっくり過ごす間もなく来てしまった。
友人の結婚式、なんだかんだいけるだろうってたかを括ってたんですが、本当にマジで参加できなかった。
3つも予定あったのに……これが一番の悲しかったこと。
間でなにか大事な予定がある人は、参加をお勧めしません。
ただ今後の予測が立った部分は良かったと思う。
自分が大丈夫だろうと思っている部分も細かく決められていて、派遣前訓練も外にはあまり出られないだろうし、任国へ行ってからも気軽に遊びに行けるわけではないのだということが体感できた。
今年から始まったプログラムということもあり、段取りが悪いとか、体制が整ってないとか、ストレスの溜まることはいっぱいあったけど、そこは最後に全部伝えたからスッキリした気持ちになってる。
結局、総合的にみて全力でおすすめできる実習なので、迷ってる人はぜひに!と思います。