子育て経営学

『子育て経営学』というタイトルで、「子育てと経営学を一緒にするな」とか「どうせ「イクメン(笑)が薄い知識で書いた本でしょ」と一般的な子育てのアドバイス本として手に取る人はいなさそうだが、たまたま図書館をふらついて、ビジネス本とごく稀に子育て本を借りるおじさんが手に取ったので感想書きます。

 この本は40代以下の経営者10人に対するインタビュー形式の本である。どっかの尖ったビジネスマンがインパクトで出した本ではないので安心して下さい。
 次に、経営者らしく子育てと社員教育の共通点やその中での楽しさ、成長する面白さをメインで書いている本である。0歳児はこう、2歳児はこうみたいなハウツー本ではありません。
 最後に、この経営者たちの育成法をすぐに実践はできないということ。もちろん、所得が多かったり時間的に自由がきく仕事ならは真似できる点も多いが、年収500万以下のサラリーマン家庭にはとてもじゃないが真似できない。ほぼ全員家政婦がいるし、朝ジムからの出勤しがち。
 ただメンタルに関しては勉強になる事が多く、夫婦間で子育てビジョンを共有することは大体の経営者がやっていた。なるほど、そういうことか。
 有名な「7つの習慣」のコビー先生が「家族の法律を作りなさい」と言っていた。一度、嫁にお願いして作ろうとしたが、法律という言葉が悪かったのかドン引きしていたので断念していた。
 もう一度話してみようと思う。

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