(aan,pdf,w019) 牛飼いと失った雄牛 / THE HERDSMAN AND THE LOST BULL
✅ 始めに
PDF データの配布用の記事になります。一般の方のためというよりも、2次利用で副収入を得たい方(=間に立って説明していただける方)、または、英語を習得されたい方向けのヒントとなる文献になっています。
※ 既存の英語教育ではほとんど実現できていなかった「洋書を読めるようになる日本で初めての英語解説書」にもなっていると思いますので、こちらもアピールしておきたいと思います。PDF データ内でも簡単な説明はつけていますが、全く足りていませんので、今後10年程度を目安に解説をしてくださる方が現れることを希望します。
✅ 音声動画 full-Ver
(英語音声 full 動画) ➊ペア語訳 → ➋発音記号 の順番です。
(日本語音声 full 動画) ➊ひらがなルビ → ➋ローマ字ルビ(漢字グレード番号付き) → ➌ペア語訳 の順番です。
✅ PDF 配布用ページです
“Aan-note 文献”PDF データ 配布用のページになります。
英語あんねAesop 著作物使用許諾プランのメンバーシップ加⼊をして頂くことで、サブスク版(フルバージョン) PDF データのダウンロードが行えます。
今後、3年間を目安に Aesop's Fables by Aesop ( by George Fyler Townsend ) の短編寓話313編全てをここで公開する予定です。
サブスクで得られた収入は“Aan-note 文献”作成作業の外部委託費に当てる予定です。
環境を整えつつ、現行の英語・日本語ペアと並行して、英語・タイ語ペア等のように種類を増やせるようにしていますため、是非「多くの国で同じ文献を読み、人種は違えど同じ解釈の出来る環境」を増やすためのご協力をお願いします。
✅ 和文・英文・考察
■ 牛飼いと失った雄牛
森の中で牛の世話をしていた牛飼いは、囲いの中から雄の仔牛を失くしていました。
長い間、そして虚しい探索をした後で、彼は此の様,ように誓いを立てたのです、『若し仔牛を盗んだ泥棒を発見してくれさえしたならば、牛飼いはヘルメス、パン、そして森の守護神達へ、供物として仔羊を捧げましょう』と。
其れ程,ほど時を置かずして、牛飼いが小さな丘を登った時に、牛飼いは、丘の麓で獅子が仔牛を食べているのを目の当,あたりにしたのです。
其の光景に怯えて、牛飼いは彼の両目と彼の両手を天国に向かって差し上,あげながら、そして、斯う言いました、
「ついさっき、私は森の守護神達に仔羊を捧げると誓いました、若し私が、誰が私から力ずくで奪ったのかを知る事さえ出来たなら、と。~」
「~。ですが、私が其の泥棒を見付けられた今、私は十分に成長した雄牛も進んで御付け致しましょう、若し、安全に、獅子の脅威からの私自身の脱出を保証してくれさえしたならば!」
■ THE HERDSMAN AND THE LOST BULL .
A Herdsman tending kine in a forest , lost a Bull-calf from the fold .
After a long and fruitless search , he made a vow that , if he could only discover the thief who had stolen the Calf , he would offer a lamb in sacrifice to Hermes , Pan , and the Guardian Deities of the forest .
Not long afterwards , as he ascended a small hillock , he saw at its foot a Lion feeding on the Calf .
Terrified at the sight , he lifted his eyes and his hands to heaven , and said :
“ Just now I vowed to offer a lamb to the Guardian Deities of the forest if I could only find out who had robbed me ; ~ ”
“ ~ but now that I have discovered the thief , I would willingly add a full-grown Bull to the Calf I have lost , if I may only secure my own escape from him in safety . ”
■ (2) 考察・此の御話の教訓は?
此の寓話は、私達日本人にとっては解釈し難いというか、其れって教訓になるのですか?、と思えてしまう内容になっています。
此の御話では、最後に羊飼いがライオンから逃げられず、捕まって食べられてしまう事を暗示して終わっています。
此処500年の間のイソップ寓話の解説者達は「神様は常に願いを叶えてくれる訳ではない(意訳)」 「神に対して願う時は良く考えて願いなさい、其の願いが叶えられた事で自らを破滅させる事も在るのですから(意訳)」という感じの教訓を付けて残しているのですが、省みて、日本の八百万,よろずの神様達はといえばどうでしょう?私達の神様は抑々願いを聞いてくれるかどうかが不確かな存在なんですよね、
然も願いを曲解する事も屡々で、予想だに為得,えない厄災を引き連,つれて来ることすら多々あるのです。
其れでこその『触らぬ神に祟り無し』、逆に『苦しい時の神頼み』であっても気分?が良ければ聴き叶えてくれるそんな存在だと考えているのですから。
でも其れを理解した上で、或いは不承不承,ぶしょうであっても私達はそんな存在と片時も離れる事なく、共存しているのです。
※此の御話には多くのバリエーションがありますので、此処に書いた教訓が好みでない方々は別の方の御好みの解釈を御選びください。
✅ 配布 PDF データの目次
■ (1) 目次
(-) 表紙
(1) 目次
(2) 考察・此のお話の教訓は?
(3) Aan-note文献(含:Aan-Marker) の 利用許諾 について
(4) 英文・和文マーカーの簡単な説明
(5) 和文マーカー・一覧
(6)(カラー)本編・和文 , ふりがなルビ ★
(7)(カラー)本編・和文 , ローマ字ルビ ★
(8)(白黒)考察 , ふりがなルビ
(9)(白黒)考察 , ローマ字ルビ
(10)(白黒)本編 , 英和ペア語翻訳 ★
(11)(白黒)本編 , 英語マークアップ ★
(12)(白黒)本編・和文 , ふりがなルビ ★
(13)(白黒)本編・和文 , ローマ字ルビ ★
(14)(白黒)本編 , ローマ字ルビ(親文字無し・枠表示有)★
(15)(白黒)考察 , ローマ字ルビ(親文字無し・枠表示有)
(16) データシート ★
(17)(付録)Aan英文マーカー一覧
(18)(付録)日本語の活用表・動詞(サンプル)★
(19)(付録)令和式ローマ字・一覧(筆記練習用枠表示頁有)
★ マークの付いた項目はサンプル版では一部省略出力しています。
✅ 配布 PDF データサンプル版
✅ 配布 PDF データ サブスク版
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日本語を話せる外国人さん達を増やすために日本語学習用書籍を発刊したいです。 Aesop寓話300余編は2025年末まで作業を続ける予定です。 多くの外国人に「物を粗末にするな!」「人の家をミサイルで壊すな!」と日本語で話し通じるようにする為に、是非サポートをして下さい!