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(Aesop,w051) 馬と厩務(きゅうむ)員(いん)

(Aesop,w051) うま厩務きゅうむいん

※ 英文の後に 単語/句 レベルの 英文→和文 逐語訳画像を載せています。
※ 最新の英文法書や諸々の解説等を幅広く読み合わせして英文法解釈してます。
※ 英単語の意味や用法、発音などの復習や、
  こんな解釈もあるという話のネタにどうぞ。

Aesop's Fables by Aesop (trans: Townsend, George Fyler) より
“THE HORSE AND GROOM.”

THE HORSE AND GROOM.
A Groom used to spend whole days in currycombing and rubbing down his Horse, but at the same time stole his oats, and sold them for his own profit.
“Alas!” said the Horse,“if you really wish me to be in good condition, you should groom me less, and feed me more.”
Honesty is the best policy.

➊ 発音記号付き英文テキスト

➋ 逐語訳

➌ マークアップ付き英文テキスト

※ マークアップは和訳をする際に、どのように解釈したかのメモ代わりとして載せています。現時点では万人向けには出来ていませんので予めご了承ください。

■ 主動詞グループと準動詞グループの話(下書きVer.)


【解説】
皆さんは「英語では、ひとつの節には必ずひとつの主語、動詞のみを含むことが出来る」という説明を受けていると思います。

そして、~

ここで私が投稿してます、マークアップ英文では、主節の主語動詞を便宜上『主動詞グループ』、付随する to不定詞句/原形不定詞句/動名詞句/現在分詞句/過去分詞句を『準動詞グループ』と分けて考えています。当初は、本当に 主語・動詞・目的語・補語・副詞句・形容詞句・関係詞句 程度の分け方で考えていたのですが、時間を置いて見直したときに、これってどうだったっけ?、と思うことが多くなり、既存の品詞種別にマークを追加するような感じで増やしていった結果が上の表になります。

さて、上の “主動詞Grp/準動詞Grp” の表では、"S"(主語) , "Vi"(自動詞) を始めとして、全部で96種類の品詞種別が並んでいます。
私達は英語を教わる際に "to不定詞句" 等の準動詞句を、普通の主動詞句とは「別物」として教わっているのですが、現実はというと、それぞれの準動詞グループは主動詞グループと全くどういつのセットを持ち、全く同じように解釈し、読み取れるものだったのです。
この辺はいろいろな英文法書をしつこく読んで何度も確認することで、この結論を得ることになったのですが、ひとつ愚痴を言わせて貰えば、先達の英語の先生方もある程度はこの結論に達していた筈なのですから、もうちょっとこの辺を明確に提示して欲しかったと思います。

上の表に戻ります。表の黄色い個所にご注目下さい。この黄色の個所は「私達が英語の説明でほとんど全く教えられていない個所」なのです。
つまり、英語の本質の6割を私達は全く教えられていなかったのですね、昔からペラペラと洋書をめくっては、私もほとんど全く読めなかったし、なんで読めないのだろうといつも思っていたのですが、そりゃ6割、半分以上も知らなければ理解のしようも無いですよ、と納得したのです。

また、私達は、準動詞グループが主動詞グループとは全くの別物のように教わっていますが、実は解釈方法は主動詞グループと全く同じように準動詞グループを読み解くことが出来るのです。しかも、準動詞グループの解釈方法は一般的な英和辞書にそのまま書かれていますから。

ここではひとつの結論だけを書き記します。

私達は“準動詞Grp”を“主動詞Grp”とは全くの別物として教わった故に、別々に使い方を覚えるものと騙されていたのです。
“準動詞Grp”の本質は“主動詞Grp”と全く同じだということを知っているだけで、英語を覚える時間を3割にまで減らすことが出来るのですね。
尤も、現代日本の英語教育では、そもそも6割を教えることをぶん投げて、頭に英語の回路を作れば良いなんて、英語教育の存在意義を放り投げていると言っても過言では無い状況なので、そもそも比べることも出来ないのですが・・・。

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日本語を話せる外国人さん達を増やすために日本語学習用書籍を発刊したいです。 Aesop寓話300余編は2025年末まで作業を続ける予定です。 多くの外国人に「物を粗末にするな!」「人の家をミサイルで壊すな!」と日本語で話し通じるようにする為に、是非サポートをして下さい!