【一番カンタン!お金の知識④】金融引き締めと株価の関係
こんにちは、あごパパの妻です!
読み飛ばしたくなるような小難しい経済用語などを、小学生でもわかるように短くザックリ説明します。
今回は「金融引き締めと株価の関係」についてです。
投資初心者の方もぜひチェックしてみてください!
金融引き締めとは
金融引き締めとは、主に「金利を上げることで、景気の過熱(インフレ|物価が上がりすぎている状態)を抑える政策」のことです。
過度なインフレは、日常生活を送る上でのコストを増大させることになります。
すぐに収入が増えるわけでもないので、相対的な貧困を巻き起こす可能性があります。
そのため、景気の過熱が起きた際には、モノやサービスの値段を安定させるために、金融引き締めを行っているのです。
金融引き締めと株価の関係
一般的に金融引き締めが起こると株価は下がると言われています。
金融引き締めによって金利が上がると、ローン金利も上がるので、個人はマイホームや自動車などの購入を控え、消費を控える行動に繋がります。
また企業も、民間銀行などからお金を借りにくくなり、予算の縮小や新規事業のストップを行うように。
その結果、企業の利益が減少したり、企業の消極的な動向から株が売られたりといった経済活動の抑制に繋がり、株価は下落するでしょう。
【豆知識】株価と金利が同時に上昇⁉︎
金利が上がると株価は下がりやすくなります。
しかしインフレの内容によっては、金利と株価が同時に上がることもあるので注意が必要です!
インフレには、「良いインフレ」と「悪いインフレ」があります。
「良いインフレ」とは、景気の改善をともなうインフレのことで、物価上昇とともに、企業業績の向上と賃金UPが起こり、さらに消費も拡大していく状況です。
一方「悪いインフレ」は、景気が悪いまま物価が上がっていき、企業の業績は悪化、賃金や消費も伸びないという状況のことです。
良いインフレの場合、企業業績の改善が見込まれるため、株価の上昇につながります。
また一般的に、良いインフレ(物価上昇)は金利の上昇要因になります。
物価が上昇して金利が上がっていく場面では、インフレの内容なども見ていく必要があります。
経済は難しくない
今回は「金融引き締めと株価の関係」について説明してきました。
経済用語は難しいものが多いですよね……。
私も「漢字が多くてとっつきにくい。」と思っています。
今後も経済用語などを分かりやすく説明していきたいと思います!
一緒に少しずつ経済に詳しくなっていきましょう。
【参考】金融緩和と株価の関係
金融緩和と株価の関係について知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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