【1番カンタン!お金の知識⑤】「金利と利息」とは?
こんにちは、あごパパの妻です!
読み飛ばしたくなるような小難しい経済用語などを、小学生でもわかるように短くザックリ説明します。
今回は「金利と利息」についてです。
「分かる気もするけど…金利の説明はできないな」という人は、こっそりチェックしてみてくださいね!
金利と利息
「利息」は、お金の貸し借りにおいて、借りた人が貸した人へ支払う対価(レンタル料)のことです。
そして「金利」は、借りた金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)が発生するのかを表します(通常はパーセント(%)で表記)。
金利が下がれば返すお金が減るので、お金が借りやすくなります!
逆に金利が上がると、返さなければならないお金が増えてしまうので、ローンなどが組みにくくなりますね。
貯金や投資するときの金利と利息
銀行に貯金したり、債券に投資したりすると利息がもらえます!
-銀行貯金
銀行にお金を預ける(普通貯金・定期貯金など)と、銀行にお金を貸すことになるため、利息を受け取ることができます。
一般的に、銀行の金利は低めなので、受取利息は少ないです。
しかし元本(初めに預けた金額)が保証されているので、安全性が高いといえます。
-債券(国債・社債など)
債券(国や企業などが、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券)を買うと、国や企業へお金を貸すことになるため利息を受け取ることができます。
満期(償還日)まで持っていれば、元本が戻ってきますが、債券を売却するタイミングによっては元本を上回ることもあれば下回ることもあります。
【補足】債券と株式の違い
「債券」と「株式」は、市場から資金を調達するために発行されるものである点は同じです。
しかし債券は、定期的に利子が受け取れ、購入時の元本が償還時に戻ってくる仕組みとなっています。
一方で、株式は証券取引所を通じて売買する金融商品です。
投資家は企業に出資している株主として、企業の成長に応じて値上がり益や配当金を受け取ることができます。
お金を借りるときの金利と利息
お金を借りる場合は、利息を支払う立場になります。
それぞれのローンによって、金利は異なります。
また、借りた金額や金利が低いほど支払い利息は少なくてすみ、高くなるほど支払い利息は増えていきますよ。
金利を決めているのは?
金利は金融機関ごとに日本銀行の金融政策に基づいて決めています。
日本銀行は、景気動向に応じて金融政策(金融緩和・金融引き締めなど)を実施し、金融市場に出回るお金の量を調節しています。
金融引き締めなどで金利が上がると、預貯金などの受取利息は多くなります。一方、金融緩和などで金利が下がると、低金利で住宅ローンなどを組みやすくなるでしょう。
金利や物価の動きがわかるようになると、適切なタイミングで理にかなった行動がとれるようになりますよ!
また銀行によって金利が異なることもありますので、しっかり比較することも大切です。
【補足】金融緩和と金融引き締め
こちらの記事も参考にしてみてください!
知識は生活を助ける!
「金利や利息」「金融政策」について知っていれば、ローンを組むときにも最適な選択をすることができますよね。
でも、経済用語は難しいものが多い……。
私も「漢字が多くてとっつきにくい。」と思っています。
今後も経済用語などを分かりやすく説明していきたいと思います!
一緒に少しずつ経済に詳しくなっていきましょう。