せかけん2級→総合旅取→歴検2級 連続合格への道のり その1
概要
私は、2022年7月の英検1級二次試験に失敗した後、下記の試験を連続で受験し、スコア制のTOEICSWテストを除くすべてを合格しました。
世界遺産検定2級 (9月3日受験)
TOEIC S&Wテスト(10月9日受験・130点/180点)
総合旅行業務取扱管理者 (10月23日受験)
観光英検2級・3級(10月30日受験)
歴史検定2級(日本史)(11月27日受験)
TOEICSテスト(12月3日受験・120点)
すみっコぐらし検定中級(12月3日受験)
このNOTEでは、上記のうち、「世界遺産検定2級」「総合旅行旅行業務取扱管理者」「歴史検定2級」の3資格と(受かっていたら)すみっコぐらし検定の合格体験記でも書いておこうと思います。
あくまで個人の備忘録+具体的な勉強法を書いた程度なので、面白くありませんがご了承ください。
英検1級二次試験の不合格直後(読み飛ばしてOK)
2022年7月17日10時45分ごろ。東京神田。
男はスマホを片手に友人に電話をした。
「俺を〇してくれえええええ~~~」と言い、路地に野垂れこんだ。
何が起こったのかというと、あれはまさしく悪夢だった。
俺は英検1級の二次試験を受けに、神田まではるばる、3日間の上京をしたのだった。今回で一次試験の免除は最後となり、不合格の瞬間1次試験からやり直しとなる。何としても受かりたい。
しかし、瞬発力の要る試験にもかかわらず、俺は当日の朝からぼーっとしていた。極度の緊張のせいで、直前に見返せるように用意したフレーズ集を持参したが、全く頭に入ってこない。面接官の前では練習したフレーズや理由も全く思い出せなかった。
人間というものは、極度の緊張の前では何もできないものだと思った。
唯一覚えているのは、私があまりにも慌てすぎてしまったのをフォローしようとして面接官が「大丈夫、大丈夫、OK」と思わず言ってしまったことだった。(ここまで読んで、嘘みたいな出来事だと皆さんは思うだろうが、ここまで何一つ盛ってません。残念ながら。)
けつあな確定ならぬ、不合格確定のショックと恥ずかしさでこの時は本当に消えていなくなりたかった。
ひとまず、30分ぐらい近くのスタバで休憩を取った後、もともと同じ試験の合格を目指し、ともに歩んだ方とのオフ会会場へと足を運んだ。
何を話したかは覚えていないが、この日は日曜日。カフェでいろいろ話をしながら午後は神田周辺で遊んだ。夜は友人の家でお世話になった。
月曜日になり、帰りの飛行機まで時間があったので、成田山新勝寺に立ち寄った。せっかく立ち寄ったのだからと思い、御朱印も頂いたが、前日のことがあったので何も面白くなかった。ただただむなしかった。
北海道にある自宅に帰り、スケジュール表に目を通す。
そこには無茶な予定が書かれていた。いや、俺がだいぶ前に書いたのだが。
世界遺産検定2級 ・・・9月3日受験
総合旅行業務取扱管理者 ・・・10月23日受験
歴史検定2級(日本史)・・・11月27日受験
世界遺産検定2級はともかく、残りの2つは数ヵ月程度の準備は要するもので、社会人の自分でも無謀なスケジュールであることは承知だった。(しかもいずれとも落ちた経験がある)でも、自分が目標とする通訳案内士の資格に向けて、将来のためにも取っておきたいと考えていたため、あえて挑むことにした。
まずは、総合旅行旅行取扱管理者の前哨戦となる、世界遺産検定2級の勉強に着手した。
世界遺産検定2級の対策開始~受験まで
世界遺産検定2級の概要
① 主に基礎知識、日本の遺産、世界の遺産の3つから出題
② 合格点は60点
③ 基本的には、2級テキストだけで合格できる試験。
すでに世界遺産検定は3級を持っていたが、覚えるべき基礎知識が増えたので、基礎知識から勉強をやり直した。
基礎知識の勉強方法
まずは、せかけん公式のYoutubeをチェックした。
基礎知識の歴史の流れや、10個の登録基準はこれで覚えることができる。なお、10個の登録基準の覚え方は下記のごろ合わせがわかりやすい。
1番目を創造する
2本の線が交流する
3時のおやつは文明堂
「建築技術」は4文字
「伝統的集落」は5文字
6年の歴史
7つの美しさ
地球(9)のくせに8
発展(8)のくせに9
点(10)滅
とにかく、基礎知識は範囲が狭い割には点数の割合が大きいので失点は避けたいところ。
日本にある世界遺産の対策
次は日本の世界遺産の対策。さきほどの基礎知識と、日本の遺産の出題割合は、合計すると45パーセントとなることから、実質この2つさえやっていれば合格ラインの60点に到達する。
したがって、まずこの2分野を過去問で演習し、出題されたところを一つ一つ押さえていくという方針を取った。
基礎知識、日本の遺産とも、太字以外も出題されることから、出題された箇所を蛍光ペンで塗っていく作業となった。そして、時間のあるときに見返す。
実は、この時点で合格ラインの60点に達した。勉強を始めたのは7月20日だったが、その4日後に試しに解いた過去問で、60点を取ることができた。
ただし、目標はあくまで次の総合旅行取扱管理者の海外観光地理の対策だったことから、手を抜かず、海外の世界遺産への対策を行ったうえで、8~9割目標で学習をすすめることとした。
海外にある世界遺産の対策
以下、過去問学習を中心にし、7割安定したところから、海外の遺産の対策にとりかかった。対策は簡単。
「太字部分を覚える。」 これだけ。
ただし、テキストの海外の範囲は広いため、太字部分だけをまとめたメモを作成することとした。
海外にある遺産を一通り覚えられるようになってから、過去問の点数は8割台で安定するようになった。過去問によっては9割を超えることもあった。
試験当日
CBT受験だったため、当日はパソコン教室での受験だった。
特に、難しい操作は無く、15分ですべて解いたため、監督員?から「もう終わったんですか?」と聞かれた。
過去問と比較すると、日本の遺産が難しく、過去問で聞かれていない事項も聞かれた。基礎知識、海外の遺産については、過去問とほぼ同じ問題だった。
CBTのため、すぐに結果がわかった。85点での合格だった。
まぁまぁ嬉しかったので、カラオケでリフレッシュした後、次の試験対策に臨んだ。
総合旅行旅行取扱管理者への試験対策(※E区分での受験)
その2に続く(作成中)。
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