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【映画鑑賞】アンダーニンジャ【ネタバレなし】

総括

「アンダーニンジャ」観た!
あいも変わらずの福田雄一監督作!
しつこいユーモアのやりとりが好きな方はたのしめるが、それがハマらないと相変わらずキツイ仕上がり。
ただ、アクションの見応えが素晴らしく、いい意味でも悪い意味でも面白いバランスの仕上がりの映画でした。
ただ、個人的にはちょっと長いかな90分ならもっと好印象でした。

感想

今作は、花沢健吾の漫画「アンダーニンジャ」を原作にした実写映画化作品。
監督は、「銀魂」「勇者ヨシヒコ」の福田雄一監督
ストーリーは、今も忍者が国が主導してそんざいした!みたいなお話。

とりあえず、あいも変わらず福田雄一作品なので、ここでふるいにかけられます。
原作の主要部分を抽出しとりあえずやったあとに自分のやりたいコメディを永遠に擦るのがこの監督の作家性。
稼げる監督になってからそれが顕著で、今作もだいぶひどいですが、好きな人は好きなんだろうなという仕上がりになっています。
自分は原作を読んでいないので・・・汲み取れないけど、大筋はそってて、ムロツヨシとかあのへんがじゆうにやってるんやろなみたいな感じで見ました。
個人的に今作は、中だるみがひどいものの悪くなく、変な倫理観もないので楽しめたほう。
あと意外と福田雄一監督アクションを撮るセンスがあるんだよなぁ。
ベタな構図かつ、カット割りが多いが非常に王道なアクションがとれるひとで意外とその部分が評価してる。
今作も、寝技中心のアクションシーンの見せ方は素晴らしかったし、奇抜なアクションも見やすかった。
あと俳優さんで宮世琉弥ってひとご尊顔が素晴らしいのもさることながらアクションがすばらしくてこれから売れる人なんやろ感あったわ。
むしろこの人にもっと変顔とかしてほしかったな。

ただ、コメディに無駄に費やす時間がながいのがやはり・・・ネック。
今作は個人的には変顔まわりのくだりがいらなかったなぁ。
ムロツヨシと佐藤二朗はもはや芸術の域でみせられて飽きない魅力があるからいいんだけれどそれ以外がもう一声というかしつこいというか・・・。

というわけで、福田雄一ファンは見ていいです。
ファンじゃないなら警戒しながら観るか検討してください。
つまらなくはないが、あいかわらずいい意味で私物化してるので向き不向きは出るかと。

(52点/100点満点中)


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