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【映画感想】ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密【ネタバレなし】

総括

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」観た。
グリンデルバルド役のマッツ・ミケルセンがハマりすぎていて・・・正直ジョニー・デップがこの役をやっていたことを想像できなくなるぐらいに素晴らしい演技だったね。
ただ、個人的には話が暗く、テンポが悪いところも多くて・・・あんまり自分が望んでいるような作品じゃなくなってきたなぁという印象の作品でした。

感想

今作はハリーポッターが生み出したWizarding Worldに属する作品。
ファンタスティック・ビーストシリーズの3作品目。
魔法生物学者のニュートを主人公にしたシリーズなんだけど…正直今作では影が薄い…というか強みがあんまり活かされないというか…ダンブルドアとグリンデルバルドが主役の作品になっているので個人的に求めているものが違うんだよなぁという感じ。
特に序盤のテンポがわるい。あくびが出る程度にはちょいグダってる。
あと・・・自分は1作目の広大な魔法世界に未知の生物と出会っていくというところがこのシリーズの良さだと思っていたので本質を見失い始めてない?
今作はダンブルドアを語る出汁にされたってかんじ。
クリーデンスも…あっさりな感じもあるしなんだかなぁ。
あとは悪役と時代的な背景もあって安直にドイツを扱ってる感じとかも気になる。
ストーリーが悪いわけではないのよ。求めているものじゃなかったのでノレなかったね。

とりあえず今作の素晴らしいところはマッツよ!マッツ!
北欧の至宝ことマッツ・ミケルセンよ!!!

北欧の至宝


1,2作目までグリンデルバルド役はジョニー・デップが演じていたのね。
ゴタゴタがありまして、降板してマッツ・ミケルセンが決まったっていう流れなんだけど・・・。今作のダンブルドアの過去を語るときにマッツ・ミケルセンになったからこそ説得力感じるシーンは非常に多かったよね。
エレガントで紳士で色気もあるが、微笑みに狂気や闇をやどしていてマジでハマり役すぎた。
もうジョニー・デップが演じている想像が全くつかん。
素晴らしい配役でしたわ。

そんなわけで、ハマれなかったけど退屈な時間も少しあるけどつまらない作品ではないし、観に行って損する感じはないと思う。
ただ、個人的に4作目は1作目みたいに未知の動物とであう冒険活劇みたいなのがいいなぁ。政治みたいな話が見たくてファンタスティック・ビーストを観に行ってるわけじゃぁないんだよなぁ。
5作目まで決まってるから・・・もう少しニュートさんを深掘りするか能力を強く活かす方向でお願いしたいなぁ。
(66点/100点満点中)


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