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【映画感想】翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~【ネタバレなし】

総括

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」観た!
非常にバランスよく関西を中心にしながら関東圏も楽しめる工夫が凝らされた作品だったね。
でも正直、全体の形含め1作目と構成が近いため安心感でもあるが既視感がすごい。
あとは関西ネタがもっとわかったなら面白かっただろうなとも感じたかな。

感想

今作は、「翔んで埼玉」の続編。
監督は前作から続き武内英樹監督。
埼玉解放戦線はさらなる平和を求めて、海おわたり和歌山の白浜を目指す!が・・・。
そんな話。
前回と同様、大きく2パートが存在します。
車でラジオを聞く埼玉県民の家族パートと、埼玉解放戦線を中心としたラジオで語られるファンタジー感が強い世界パート。
家族パートは関東圏のローカル話をカバーしつつ、ファンタジー世界の方では関西が中心で、どっちかの知識しか持ってない人でもおいていかれない仕組みになってます。
前作をフォーマット化することに成功していて、今後どんな地域でも制作ができるようなシリーズに成ったね。
予算も増えたのか全体的にスケールアップ。
あきらかなお菓子工場パロディも予算を感じさせる。
また、出てこれなく成ったキャストへのオチのつけかたや、関西圏のいじり方もデフォルメして見やすくなってたね。

ただ、前作は関東圏だから気にならなかったが、地域ネタ・・・わからないものだねぇ。
多分、関西ネタ半分も拾えなかったんじゃないかなぁ。
それもあって、ちょっと退屈な時間を感じたのはある。

でもしっかり、楽しめる映画にはなってたよ。
何回も声を出して笑ってしまったし。
個人的には、関西ネタが分かる人に説明してもらいながらもう一回みたい作品だなって感じたね。
次は九州とかでやってほしいな。
(66点/100点満点中)


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