見出し画像

男性がレディースを着ることの葛藤 2022年3月29日~4月1日

【3月29日】
レディースを身にまとうと、気持ちが明るくなる。しかし同時に精神的苦痛も生じる。

周囲と溶け込んでいない。変な格好をしている。すべきではない格好をしている。こんな服を着るのはやめるべきだ。こんな思いに悩まされる。

トイレにも困る。男女兼用しか使えないからだ。多機能トイレを使わざるを得ないことが多い。その際、身体障害者でもないのに使っていることに後ろめたさを感じる。清掃員と鉢合わせして不審な目で見られたこともあった。

メンズを着ていれば、周囲との軋轢が生じない。それゆえに心が安定する。メンズの服を着ることのメリットは大きい。

ただ、抑圧した思いはどこに行くのだろうか。

私は数年前、スカートを穿いた女性を見るたびにイライラしている自分に気付いた。自分が着られない服を着ている人間を妬ましく思った。

これがきっかけとなって、自分でもスカートを穿くようになった。

ここから先は

702字
月に4記事以上投稿しています。1記事の文字数は1000~1500字ぐらい。社会に適応できない人間のチャレンジです。マガジンの購読は、そのチャレンジを応援する意味を持ちます。応援していただけたら嬉しいです。

著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?