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変なファッションで自由になれる 2023年8月【5】
「ダサい」から脱する方法
「ダサい」から脱する方法は、ふたつあると思っています。ひとつはオシャレになること。そしてもうひとつは変わった身なりをすることです。
普通はオシャレになりたいものです。しかしそれはハードルが高い。だってあなたは今までダサいと言われてきたのですよ。つまり基本的にセンスがないわけです。
そこで私は、変な身なりをおすすめするのです。変と言ってもいろいろありますが、たとえば派手なのはいいでしょう。一番手軽です。
ダサいメンズファッションの典型として、しばしばチェックのシャツが挙げられます。ファッションに疎いオタクがよく着ているとされています。
実際のところ、オタクのチェックシャツ率が特に高いという事実はないそうです。都市伝説ですね。
それはさておき。そもそもチェックのシャツ自体はダサいわけではありません。ただカッコよく着こなすのが難しいのです。
そこで私は思うのです。シャツだけでなく全身チェックにしたらどうかと。帽子、バッグ、ズボン、靴、すべてチェック。全身チェックマンです。
また明るい色の服もいいです。明るいピンクのシャツと明るい黄色のズボンなど。いずれも「カッコいい」とか「ダサい」とか判断される前に「派手」と思われます。
女性の場合はピンクと黄色ぐらいは一般的かもしれませんが、男性でピンク✕黄色は間違いなく派手です。男性は暗い色を好む傾向があるので、色で目立つのは比較的簡単と言えます。
過剰さがキー
何かを過剰に押し出せば「カッコいい or ダサい」という評価基準から外れることができるのです。
なお派手とは言ってもサイケデリックはおすすめしません。普通にオシャレとして認識されているからです。「オシャレ or ダサい」という評価基準で見られてしまいます。
型がない派手さや奇抜さを狙えということです。
異性装(女装・男装)もいい
異性装もいいでしょう。私自身はこれの実践者です。異性にしか見えないような容姿を目指してもいいですが、目指さなくてもいいです。
ただ男性の場合、ムダ毛は剃ったほうがいいでしょう。ムダ毛があると奇抜と思われる前に「気持ち悪い」「不潔」と評価されがちだからです。
コスプレや着物は難しい
コスプレはおすすめできません。中途半端が許されないからです。作品のファンから「〇〇(キャラクター名)はそんなんじゃない」と怒られる危険性があります。
着物も同様です。伝統的な「型」があるため「帯が違う」「履物が違う」と言われてマイナス評価を受けがちです(いわゆる「着物警察」問題)。
コスプレや着物は愛好者によって「正解」が定められています。そこから逸脱することによってトラブルが起きます。
変なファッションが一番ラク
そういうわけで、変なファッションが一番簡単だと思うのです。「オシャレ」でも「ダサい」でもないカテゴリーになるため、他人との比較から自由になれるのです。
なお、わざと気持ち悪がられる格好をするのは違います。それでは「優劣」の「劣」をつけられるだけです。私は「優劣」とは別次元の格好をすることで自由を得ようと言っているのです。
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