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2021年6月20日(2)~23日 男性がスカートを穿くと世界が変わって見える

【6月20日~21日】
前回はロックに関する文章を書いた。それで十分な字数に達したため、日記は省いた。今回はそれを載せる。

15時44分に目覚めた。深夜0時40分頃、外出。

先日古着屋で購入したスカートを穿いた。膝が隠れる程度の丈で、今まで穿いてきたものより短い。膝上まである黒の靴下を穿き、素足が見えないようにした。

自転車に乗り、街灯が多く設置されていて、かつ治安も悪くないエリアに行った。

やはりスカートは開放感があっていい。通気性があって、かつ脚が自由になる。また「男だからスカートを穿いてはいけない」という慣習に囚われていない解放感がある。私にとってスカートファッションは「開放」と「解放」という2つの「カイホウ」をもたらしてくれる。

ただやはりまだ自信がない。だからこそ人通りの少ない夜中に出かけている。昼にも気負いなく出かけられるようになってこそ、本当に解放されたと言えるだろう。

人とすれ違う時、緊張する。奇異の目で見られることを心配するからだ。二人連れや三人連れだと、更に緊張する。「ねえ見た? 今の人」と目の前で話題にされるかもしれないからだ。

夜中ということにも怖さも感じる。私は女装をしているつもりはない。ただ長髪(後頭部でまとめているが)でレディース着用ということで、女性と勘違いする人もいるかもしれない。

そうなると「深夜の女性の一人歩き」と見られる可能性がある。防犯の意味でも、やめた方がいい。

深夜に男性が一人で歩いていても普通だが、女性はそうではない。レディースを着て外に出ると、女性が強いられている制限を、身をもって知ることになる。それは、これまで無自覚であった男性であることの自由を知ることでもある。

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1985年生まれの男性。 学校、労働、集団、人付き合いが難しい。起きる時間と寝る時間を固定できない。内向型人間。ひとりでいたい。HSP。エ…

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