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2021年1月16日(2) 翻訳時の女言葉・男言葉を改める方法

前回の続き。女性の発言が日本語に翻訳される時、なぜか女言葉にされてしまう。「~なのよ」「~だわ」といった言葉遣いだ。今では中高年以上の女性しか使わないのに、女児、少女、若い女性にも適用されてしまう。

浜崎あゆみや宇多田ヒカルなども、英語で話すや否や、日本語字幕では「~なのよ」「~だわ」といった語尾にされてしまう。普段そんな風に話していないのに。

この問題は男性にもある。「~なのさ」といった語尾を付け加えられてしまう。

「だけどさ」「今日は疲れちゃってさ」という言い方は今でもする。しかし「最高の気分さ」「飲み明かすのさ」みたいな言い方は、翻訳でしか目にしない。

今これを読んでいるあなたの発言も「私のお気に入りなの。とても面白いわ」「僕のお気に入りさ。とても面白いんだ」にされてしまう。

そもそも、男女で異なる言葉遣いにする必要がない。

日本では通常、多くの人に向けて話す時は「です・ます体」を使う。記者会見でも街頭インタビューでも。それが翻訳では「タメ口」される。ここに問題がある。

「です・ます体」で話すのが自然な場面で、不自然なタメ口に訳すから、不自然な言葉遣いが生まれる。つまり「です・ます体」で翻訳すれば問題は解決する。「です・ます体」には性差がないから、変な女言葉・男言葉も消える。

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あぎるnote

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1985年生まれの男性。 学校、労働、集団、人付き合いが難しい。起きる時間と寝る時間を固定できない。内向型人間。ひとりでいたい。HSP。エ…

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