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38歳の誕生日 生と死を考える 2023年8月【4】

誕生日の憂鬱

2023年8月20日、無事38度目の誕生日を迎えました。メッセージや御祝儀をくださった方々、ありがとうございます(いつでもお待ちしております)。

ある時期から、誕生日を迎えることが苦痛になりました。たしか17歳頃からです。誕生日が近づくと「お前はもう◯歳だぞ? 今まで何をしていた?」と、内なる自分が責めてくるのです。

30歳前後からは、死や病気に怯えるようになりました。大きな病気は抱えていないものの、体調不良がデフォルトとなり、それがネガティブな思考に拍車をかけていきました。

年を取れば取るほど患いやすく、また死にやすくなります。歳を重ねるたびに「ああまた病気と死が近づいた」と思うのです。

健康で長生きしたい

病気は様々な苦痛をもたらします。その先にある死は自分という存在の消滅を意味します。

「死にたい」「長生きなんかしたくない」などと口にする人が多いです。私にとってはとんでもないことです。私はできる限り健康で長生きしたいです。

ただ彼らの言い分もわからないわけではありません。肉体的・精神的苦痛を抱えて長生きするのはつらいですから。

両親の老化も重要な要素です。現在は70歳前後で健在です。もう少ししたら、彼らの老化によって苦しむ日が来ます。

苦労なき人生

これまで私は親に養われて生きてきました。このことを考えると、若くして死ぬことは、必ずしも悲劇とは言えません。

親が健在だから、これまで実家でぬくぬくと、労働の苦しみを避け、好きなことをして生きてこられたのです。このまま死を迎えた場合、私は生涯苦労せずに生きたと言えます。

すぐには死なない

患っても、それで終わりではありません。病には治療法があります。治療の結果、治ることもあるし、治らないこともある。こればかりは受け入れるしかありません。

たとえ患っても、たとえ死に向かっていても、それを悲劇と捉えて終わりにせず、できることをしていく。そうやって生きていきたいです。

科学の進歩に感謝

「すべきこと」よりも「したいこと」をしていきたいです。

私のしたいことは、概ね机とベッドでできます。寝ていてもつらい病となると苦しいですが、寝ていれば済む病であれば、自分の人生はそれほど遮られません。

私は常々、科学の発達に感謝しています。このような不特定多数に向けた発信も、インターネットのない時代には難しいことでした。最近はAIとの英会話を楽しんでいます。学習上の疑問の多くは、ググればわかります。

長く生きれば生きるほど、科学の発達によるメリットを享受できます。返す返すも、健康で長生きしたいと思います。私にとって、未来はいつも今よりいい時代です。

以上、38歳誕生日の抱負でした。今後ともよろしくお願いします。

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1985年生まれの男性。 学校、労働、集団、人付き合いが難しい。起きる時間と寝る時間を固定できない。内向型人間。ひとりでいたい。HSP。エ…

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